毎週金曜日は「自分の会社を100年続く企業に変える法」ブログ講座をアップしています。今回は27回目です。初めて読まれる方は過去のブログも読んでくださいね。

SMC強運のブログ-H21.2.20 1  SMC強運のブログ-H21.2.20 1  SMC強運のブログ-H21.2.20 1


「自分の会社を100年続く企業に変える法」のセミナーをやっていてよく質問ですが、「百年企業にする為に一番大事なものは何ですか?」

「特に決算書数値で重要なものは?」等という質問があります。


 やはり、重要なのは自己資本比率ですね。自己資本比率は「純資産の部合計÷総資産の部合計」で計算できます。


 例えば、純資産の部合計が2千万円で総資産の部合計が1億円ですと自己資本比率20%になります。そして、(総資産の部合計 - 純資産の部合計)が負債の部合計となるので、この会社の負債合計は8千万にもなるのです。

つまり、資産1億円を持っているのにその80%は借金で賄っていることになります。

 

 さて、この自己資本比率が20%以下は悪い、20%~40%は普通、40%以上が良いとなります。目指すは80%です。80%あれば、どんな不況が来ようが磐石ですよね。

 あなたの会社の自己資本比率はいくつですか? 百年企業にするためには80%を目指してください。最低でも50%以上は欲しいですね。

 

 20%以下の会社で多いのは自己資本比率の重要性を理解していない経営者の会社です。毎期、利益が出ていても20%以下になってしまう会社。これは経営者の勉強不足ですね。


 しかも、このような会社は急成長しています。急成長しているときに増加する資産を負債で賄っていると自己資本比率はドンドン悪くなって行きます。例え、利益を出していても悪くなっていくこともあるのです。注意してくださいね。

 

 さて、私は決して節税がダメだといっているのではなく、節税をする前に企業の体力をつけなさいと言っているのです。自己資本比率が40%を下回っている企業は節税の前に利益を出して自己資本比率を上げましょう。そして、40%を超えてきたら、自己資本比率も上げながら節税をするのです。

 

 このような企業経営を続けていけば必ず百年企業になりますね。


さあ、今日もツイてツイてツキまくり、大成功するぞ!!




西田文郎先生を師と仰ぐ 強運会計士 曽根康正

(私は「西田会」 の会員です!!)





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