SMC強運のブログ  SMC強運のブログ  SMC強運のブログ


 さて、前回は本業の事業会社は経営能力のある後継者が経営をすべきことを指摘しました。それが子供などの親族であるかあるいは社員・全くの外部第三者になるかはケースバイケースです。いずれにしても本業の事業会社の後継者は自分の子供に拘らないことです。経営能力で判断する必要があります。


一方、本業の事業会社から分離した不動産賃貸会社はバリバリの同族会社にします。不動産賃貸会社の株主は同族家の直系のものだけがなります。兄弟でも家を継がないものは株主や経営者になりません。ここで注意が必要なのは本業である事業会社の経営者になるか否かではないことです。


例えばこんなことも起こり得ることです。不動産賃貸会社の経営者は長男で、事業会社の経営者は次男がなる、と言うこともありえます。長男が家の跡を継ぎ、次男が経営能力があるので事業会社の経営者になるわけです。


さて、不動産賃貸会社を何故同族会社にするのでしょうか?不動産賃貸会社の存在意義は個人の家のために存在するからです。誤解を恐れずに言えば、本来、企業は個人の家を豊かにするために存在します。当然、社会のため社員のために存在することを否定するものではありません。しかし、第一義的には経営者個人の家のために存在します。


ところが前述の通り、事業会社は創業家の者だけが経営者になり経営するには中小企業の経営環境があまりにも厳しすぎます。経営能力がある経営者しか経営ができないのです。そこで、創業家は事業会社ではなく不動産賃貸会社から収入を得て豊かになるべきです。


特に不動産賃貸会社は特別な経営能力が必要でもなく、また、国土の狭い日本であれば決してなくならない業種だと断言できるからです。如何でしょうか?読者の皆さんの企業も本業である事業会社と創業家を豊かにするための不動産賃貸会社に分離してみては?


さあ、今日もツイてツイてツキまくり、大成功するぞ!!




西田文郎先生を師と仰ぐ 強運会計士 曽根康正

(私は「西田会」 の会員です!!)





ブログランキング

       ↑クリックしてくださいね

ブログランキング10位以内を目指しています



SMC税理士法人のHPへ