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前回までに事業会社(本業をやる会社)は不動産を所有しないこと、一方、不動産は別途設立した不動産賃貸会社で所有することを提案しました。


さて、本業をやっている事業会社が所有している不動産を不動産賃貸会社へ移転する方法には2つあります。所有する不動産に含み益がある場合には会社分割(税法適格)で移転させます。含み益を顕在化させて課税させないためです。一方、含み損がある場合には会社分割ではなく、売買によって含み損を顕在化させ節税をします。


さて、ここから創業百年企業へ向けて実践をして行きます。どの会社を創業百年企業にするのか?当然、事業会社も不動産賃貸会社も共に百年企業にして行きます。事業会社は社会的公器として百年企業を目指します。不動産賃貸会社は同族関係者の家の為、つまり、プライベートカンパニーとして百年企業を目指します。事業会社の経営者は決して同族関係者に限る必要はありません。


現在の中小企業を取り巻く環境は経営者の子供だから経営を承継して経営を続けられるような甘い環境ではありません。経営者には経営能力が必要なのです。あなたには経営能力がありますか?この質問に「あります」と答えられる人しか生き残ることができないのです。


つまり、同族関係者に経営能力のある人がいない場合には他人に経営をやってもらうしかないのです。それが社員なのか外部から招聘するのかはケースバイケースでしょう。これを実現するためには前回も指摘しましたが、経営者個人の財産を会社の借入の担保に提供したりするような環境では誰も経営者になる人がいません。


そこで、経営者個人の財産や個人保証をしなくても済むような経営を目指して行く必要があります。ここで大事なことは無担保無保証にするのではなく、まずは決意をして目指すことです。二流三流の経営者は、目指す端から「そんなことは理屈でわかっても下実には無理だ」と諦めてしまいます。これでは到底、百年企業になれるはずがありません。


まず、無担保無保証にするんだと決意をして目指すことです。まず、考え方が大事なのです。


さあ、今日もツイてツイてツキまくり、大成功するぞ!!




西田文郎先生を師と仰ぐ 強運会計士 曽根康正

(私は「西田会」 の会員です!!)





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