今回は中小企業が所有する不動産について考えてみたいと思います。あなたの会社は不動産を所有していますか?
例えば、私が飲食店Aの経営者だったとします。この飲食店Aの前期の決算は赤字でした。あなたは飲食店Aの経営者について、どう思いますか?
まず、私が思うことは「自社所有の建物を持っていて赤字になるのであれば、飲食店をやめて第三者に貸した方が良いのでは?」ですね。赤字の飲食業を止めて第三者に貸せば、少なくとも赤字にはならないですよね。ここで、「赤字会社の経営者の皆さん、赤字にするような経営をやっているのであれば、廃業して、自社所有の不動産を第三者に貸した方が良いですよ。」と言ってあげたいですね。
つまり、自社所有の不動産を自社の事業で有効活用ができないから赤字になるので第三者に活用していただいた方が良いわけです。ここで、不動産を所有している会社について、よく考えてみると自社で不動産を所有している会社は本業である事業を行なっていると同時に不動産賃貸業もやっているのです。
つまり、不動産賃貸業としてはたまたま自社が借りているのです。飲食店Aであれば飲食店Aが飲食店Aから不動産を借りて飲食業を営んでいるのです。例えば、飲食店Aが自社の所有する不動産を50万円で第三者に賃貸できるとします。そうであれば、飲食店Aは別の場所で50万円以下で不動産を借りて飲食店を営むことができるのであればその方が利益は出ることになりますよね。
例えば、30万円で店舗を借りて飲食事業をやります。そして、一方、自社所有の不動産を第三者に50万円で賃貸するのです。これで自社の不動産を自社で活用するより毎月20万円収益が改善することになります。こうすれば、飲食店Aは本当に飲食業と不動産賃貸業を営むことになります。
如何ですか?あなたの会社も自社で不動産を活用するより、他社に貸して不動産を活用していただいた方が良いのではないですか? 一度、自社で自社の所有する土地を活用する意味について考えてみてください。
さあ、今日もツイてツイてツキまくり、大成功するぞ!!
西田文郎先生を師と仰ぐ 強運会計士 曽根康正
(私は「西田会」 の会員です!!)
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