下の写真が3月5日(木)「創業百年企業セミナー」の写真です。33名の方の参加でした。遠くは長野県や大垣・名古屋からも参加していただきました。やはり、下の右の写真、いつも通りの「説教空手チョップ」が随所に炸裂していました。
さて、今週は「創業百年企業」ブログ講座の2回目です。今回から百年企業の特徴を見て行きましょう。
百年企業の特徴で最も大事なことは「温故知新」です。「温故知新」は「古きを訪ねて新しきを知る」と言う意味です。この言葉を企業に当てはめてみると「古きは企業の創業の精神」のことで「新しきは環境に適応するための技術であり組織であり業種など」のことです。
創業百年企業では創業の精神や社是社訓・経営理念といったものがとても大事にされ代々引き継がれています。一方、環境に適応するために技術革新が常に行われ自社の業界業種に拘ることなく変化をしていっています。明治時代の町の鍛冶屋が電気部品メーカーになり、次に自動車部品メーカーになり、さらに次はロケット部品メーカーになっていく。
しかし、創業の鍛冶屋の精神は脈々と受け継がれているのです。さあ、ここで大事なことは「創業の精神」などは「変えてはならないこと」であり、技術や業種は「変えなければならないこと」であります。創業百年企業ではこの「変えてはならないこと」と「変えなければならないこと」が明確に区別をされ守られています。
一方、潰れていく企業は「変えてはならないこと」が変えられたり、無視されたりし、「変えなければならないこと」を変えなかったために環境適応ができなくなり潰れていくのです。例えば、経営のやり方が古いとか言って先代の経営批判をしたりして、創業の精神を蔑ろにし、さらに、能力が無いために既存の技術や業界にしがみついて潰れていく二代・三代目のダメ経営者が世の中には沢山います。
さて、創業百年企業を目指す経営者の皆さん、一度「創業の精神」とは何かを研究し、社是社訓・経営理念を作ってみましょうね。これが創業百年企業へのスタートです。
4月は「創業百年企業塾」(http://www.smc-g.co.jp/2009_semi.html )を開催します。是非、参加してくださいね。
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さあ、今日もツイてツイてツキまくり、大成功するぞ!!
西田文郎先生を師と仰ぐ 強運会計士 曽根康正
(私は「西田会」 の会員です!!)
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