また更新しなかった。基本的にサボり癖がついているため、何事も長続きしない。
さてシェラトングランデトーキョーベイ、通称”シェラトン舞浜”である。幕張メッセに行く用事があり、30分ほど離れてはいるものの、良い機会と思い宿泊を決めた。

1.交通
舞浜駅からディズニー電車(正確にはディズニーリゾートライン)、またはホテルバス、または市バス。市バスは1時間に1本、ホテルバスは20分に1本。市バスは140円、ホテルバスは無料、ディズニー電車は250円。大昔泊まった記憶があり、そのときもあの電車に乗る勇気が沸かずホテルバスに乗ったのだが、今回停留所が分からずバスターミナルの辺りをうろついているうちに市バスを発見。運ちゃんがシェラトン止まります、というので140円払ってこれに乗車。市バスの場合はホテル前というより、ディズニーリゾートラインのベイサイドステーション駅前に停車する。

2.ロビーチェックイン
木曜日のチェックインのため、ガラガラである。プラチナ用の専用カウンターはロビーの真ウシロ。大変小さいうえ、専用のスタッフを置いているわけではないのでどの程度早いか分からない。むしろ11階のラウンジに直接言ったらチェックインできるので、ココでチェックインしようと待っている時点で既にプラチナ乞食として失格である。ロビーにはインターネットが使用できるPCが置いてある他、ゲームマシンも置いてあり、子供が常に来ることを前提としている。また、ロビーに限ったことではないが、”ちょっと休憩”できるスペースが非常に多いことがこのホテルの特徴である。金曜の夜にランニングから帰るとロビーでサンドイッチを売っていた。500円程度でどの程度ホテルの利益になるのか疑問だが商魂たくましい。また、昼間、ロビーの横に水が置いてあるが1本100円で販売している。こういう風においてあるホテルで無料でないところを見たことがなかったが、家族相手だと売れるのかもしれない。

PCの横には掲示板があり、韓・中・英語のニュースの見出しがプリントアウトされたものが掲示されていた。


3.プラチナベネフィット
1.ウェルカムフルーツ、ボールペン(いわゆるシェラトンボールペンかどうか不明)、冷蔵庫の中のもの500円分値引き、500ポイントのうちどれか1つ。
2.オアシスパス(スパ・プール・ジム利用券)
3.朝食券
その他、なんかの割引券とか付いてたが、純粋にホテルからのものではないので省略。

4.部屋
11階クラブフロア中ほど、シービューの部屋 。多分普通の部屋だと思うが、シェラトン札幌のジュニアスイートより全然広い(あくまで広さの比較で出した例であり、シェラトン札幌は良いホテルである。念のため)。シェラトン都ホテル大阪の良く泊まる部屋と同じか、それより若干大きい。トイレはセパレートでバスルームと完全に分離している。ベッドが有名なシェラトンスイートスリーパーベッド。部屋のテレビは36インチぐらいでなかなかよいが、アナログ入力である。部屋のインターネットサービスはテレビの下にケーブルを差し込むタイプ。多くの同タイプのインターネットシステムを採用しているホテルと違い、ケーブルはゲストサービスに電話しないと持ってきてくれない。大きい机があるので、PC操作などの作業はしやすい。貸してくれるLANケーブルはながいので、ベッドでも十分使える。テレビの裏にテレビのSWと同調している(テレビをつけないと電源が入らない)コンセントがある。ちなみに部屋からの市内通話は無料だが、浦安市内に友人はいない(笑)。
ターンダウン時、シェラトンのマークの入ったコインチョコが2個置かれていた。


5.ラウンジ
ライトスナックサービス13:00-16:00
カクテルアワー16:00-19:00
インターネット、Wifi
変わったところでは、雑誌類。プレジデントと日経TRENDYが置いてある。私は日経TRENDYが好きである。ココのラウンジは24時間オープンしているが、スタッフがいなくなる24時過ぎ頃になると氷の補充などがなくなる(自分で製氷室に行って入れることは出来る)。また、ビールサーバーは21:30で終了になる。カクテルアワーは平日はガラガラだが、金曜日は満員では入れなかった。入れないときは部屋まで料理と飲み物を運んでくれるらしい。私も運んでもらいたかったが、2人席が空いてしまったので、そこに座ることになった。料理はまぁ、しょぼい(失礼!)。冷凍っぽい★型のコロッケ(これはおいしい)、くしかつ(まずい)、ハム色々、サラダ、チーズ類、以上。木・金共に同じメニューだった。

ラウンジのPCはかなり新しいもので、快適に使用できるが1時間毎に自動的にログオフされるように設定されている。利用者が多いのだろう。プリンタがつながっていて、プリントアウトは無料でできる。これはうれしいサービスだと思う。


6.ジム・プール・風呂
大浴場”舞湯”は24時最終受付、25時まで。夜中まで営業しているのでゆっくりできる。小奇麗な大浴場だが、800室あるホテルにしてはいささか小さい。それでも満員と言うことはなかったのでこんなもので十分なのだろう。プールは25mラップコースが3コース、あとは適当に泳ぐコース。1コースに1人程度。子供用のジャグジーがあり、遊具が浮いていた。男性用シャワー室に、何故か全自動洗濯機が置いてあり、稼働中であったところを見るとあれは自由に使ってよいと思われる(すまん、未確認)。ジムに行く途中に売店(コンビニと言うほど充実していない)があり、カップラーメンやジュースなどが売られている。ちなみにカップラーメン1個250円と言うことで若干サービスチャージが乗っている。500mlのペットボトルも250円だった。

細かい話だが、コンビニは舞浜駅北口(ディズニーランドと反対側)のセブンイレブンか、ディズニーシーステーションから運動公園方面南側にヤマザキ があるが、普通に歩いたら20-30分かかる。


7.朝食

平日(日-木)は1階のグランカフェまたは12階のベイラウンジ でとることができる。週末は2箇所に加えて2階の舞浜およびトスティーナ も朝食会場となるようである。金曜日の朝はベイラウンジで摂ったが7時過ぎで待ち時間はゼロながらほぼ満席であった。土曜日は一応4箇所回ってみたが、9時前後の時点でどこも長蛇の列である。若干だが、舞浜がすいており、舞浜でとることにした。


内容は特にこれといって目立ったところがない。和食・洋食とも種類は充実しているがどちらかというと質の充実というよりは量の充実に重きが置かれているようである。金曜日のベイラウンジは確認していないが、他3箇所は若干席があるにもかかわらず、来たゲストを順番に処理しているようで大家族の後に並んでいるカップルや個人客を入れていくといったような柔軟なオペレーションをしていないようである。4箇所とも基本的に並んでいる料理は大差ないようである。大勢のゲストを捌くのに精一杯で卵料理やワッフルなどもすべて作り置きである。正直そこまで追求していたらきりがない、というのがホテル側の本音?かもしれない。シェラトングランデオーシャンリゾートと同様にここもカフェオレは朝食でサーブされない。


誤解を恐れずにいえば大きなファミレスがホテルを経営している、といった趣のホテルで、決して高級志向ではない。私が思うに、隣の人が受けているサービスを自分が受けられないとそれを差別と感じる日本人が多いと思う。そういう意味で均質かつ一律のサービスが要不要にかかわらずどんどん与えられるこのホテルは日本人の特性にあっているのかもしれない。