本日は明石大橋ブリッジワールド に行ってきた。どこから探してきたのか知らないが、嫁のリクエスト。簡単に言って、明石大橋の道路の直下にあるメンテナンス用の道路、および支柱の一番上まで登らせてくれるツアーである。高速道路を管理している本四高速が行っている。

1人3000円という値段設定が非常に微妙。というか、私は高いと思っていた。ところが嫁は2人分出しても行きたいというので、なんだかわからないが私も行こうと。

ツアー全体は2時間半程度のかなり長いものである。
まず舞子公園内、橋の博物館横にある本四高速の事務所に集合する。最初15分-20分程度ビデオにて説明がある。このときに、安全帽(ヘルメット)と安全ベスト(チョッキ)を身に着ける。モノが落下すると危ないので、デジカメ等、橋上で取り出す必要があるものにはすべて、首から下げられるようにヒモを貸してもらう。次に橋の博物館にてさらに理解を深めて、実際に橋に移動する。ツアー参加者は無線受信機で係員の説明を聞くことができる。

実際に橋の下に上がったが、かなり広い。一面グレーチング になっており、真下は瀬戸内海である。本州側に一番近い支柱まで1km程度あるので、係員の方の説明を聞きながら1km程度歩くことになる。たまたま晴天に恵まれ景色は最高であるが、嫁は怖くて下が見られない、ということでやや上のほうを向いて歩いていて、グレーチングの穴に時々足をとられてはころびそうになる有様である(笑)。吊橋を渡るツアーに来たのに下も見ずにただ歩いていったいどういうつもりなのか。つり橋の長さ、というときには支柱と支柱の間の距離を言うのだそうだが、それが1991mあるらしい。完成段階では1990mだったらしいのだが、震災の影響で1m伸びたのだとか。

そんな話を聞きながら、海上約400mの支柱の一番上まで専用エレベーターで上がると・・・絶景である。たまたま晴天に恵まれたこともあり、見たこともない景色を見ることができた。一番上に上がると、記念写真を撮ってくれる。もちろん、係りの方がシャッターを押してもくれるのだが、1枚はセットになっているらしい。上にいられる時間も30分程度とってくれているようなので十分だと思う。それにしても係員の方は仕事柄かなり詳しい。歩いている間中途切れることなく説明している。

帰りは途中から、舞子海上プロムナードと呼ばれる屋内遊歩道エリアに入り、再び事務所に帰ってきた。事務所では支柱の上で撮影した写真と記録証、最初に見たビデオその他が収録されたDVD,それにプロムナード内の展望喫茶室で使える100円割引券を頂き解散。橋の博物館および海上プロムナードはその日に限り再入場自由である。まんまと相手の思い通り解散後再びプロムナードの展望室に戻り、お茶してしまった。

3000円と言う値段設定は少々微妙ではある。が、行ってみての感想としては値段相応に中身もある、と言う結論であった。