3時間50分でした。またベストタイムから30分以上の遅れ。

今回も”駄目であった。駄目というのは35kmで足がまったく動かなくなったということ。腰から下の感覚が突然なくなり、力が入らなくなってしまった。上半身がまったく疲れていないのに足が動かないので35km以降はかなり長い時間止まっていたように思う。理由はまったく不明。敢えて言えば直前まで海外出張が多く、飛行機に長時間乗っていたこと、ロング走を少なめにしていたこと、ぐらいである。

調子はかなりよかった。最初から4分30-40秒付近でラップを重ねていたと思う。これはGarminでデータを見てみればわかると思う(ぽつぽつとトンネルの影響で電波が途切れてはいるが)。天候も申し分なし。なのに・・・である。この大会に出場していることは周りの人間(特にラン仲間)は知っており、名前からタイムも簡単に調べられる。で。。。何このタイム?となるわけである。特に上がりの7kmは自分でもひどすぎると思うぐらいひどかった。1時間20分もかかって7kmしか動いていないというのは散歩レベルである。かなりふがいない成績であり、これには忸怩たるものがあるが、いくつか得たものもあった。

1つは姿勢。人形劇の人形のように背中をまっすぐにして腰・背骨・頭を一直線上に乗せることで、初速から安定して走れた。数ヶ月前に気が付いたが、これを長距離走で実際に試すチャンスがなかった。

北海道マラソンに限って言えば、給水がかなり充実しているので最初からあわててとりに行かないほうがいい。1拠点あたり15のテーブルに給水テーブルが分かれているがみな最初の2-3台目でとろうとするため、ここに入っていくと、水が靴にかかったりうまく取れなかったりする。なので、思い切って外側を走り、終わりのほうになってから、後ろを見て一気に内側に入って水をもらうのが良いようだ。給水テーブルの近くはコップが散乱しており若干走りにくい。たいしたことはないが、気になる人は道の外側を走ったほうがいいだろう。

創成トンネルは普段は車道専用道路だと思うが、今回初めてランナー用に開放された。残念なことにこのコースだとGarminのGPSが使えない。長さ約500mだが、100mも行かないうちに衛星を見失ってしまった。トンネルを抜けてしまえばまた衛星はつかみなおすので問題ないが、500m確実にずれてしまう。500mずれたままになってしまうのでAuto Resumeの機能を有効にしたまま、衛星をつかまないときは時計を止めるようにしたほうが時計と距離のずれが少なくてよいと思う(ただし給水などで完全に立ち止まらないことが条件であるが)。

嫁曰く”せっかく応援しようと思って北海道大学まで行ったら歩いてるんだもの~。がっかり!”とのこと。。。
とほほほ。。。来年がんばります、というのが精一杯だった。