5月20日,スカパー・ブロードキャスティングにて、SMASHと天龍プロジェクトの業務提携 | 酒井正和 オフィシャルブログ Powered by Ameba

5月20日,スカパー・ブロードキャスティングにて、SMASHと天龍プロジェクトの業務提携

5月20日(金)、都内・株式会社スカパー・ブロードキャスティングにて、SMASHと天龍プロジェクトの業務提携発表会見が行なわれた。

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この日の会見には、SMASHから酒井正和代表、TAJIRI、天龍プロジェクトから嶋田紋奈代表、天龍源一郎が出席。業務提携を結ぶ調印式の前に、酒井代表は「プロレス界の発展、両団体の繁栄を目的とし、業務提携する運びとなりました。お互いに切磋琢磨し、業界を盛り上げていきたい」、嶋田代表は「酒井代表からもありました通り、両団体のこれからのために、もっとプロレス界を明るく照らすために、この決断をしました。両団体を応援してくださるお客さまのためにも、これからもっともっと素晴らしいものを提供していけるように努めてまいります」と、双方の団体代表が挨拶。続いて、TAJIRI、天龍が今後の抱負を語った。


天龍プロジェクトとの提携に関し、TAJIRIは「SMASHに一番足りないものは歴史だと思うんですね。僕らは旗揚げしてまだ1年しか経っていません。やっぱり歴史がないものは傍から見ると軽いというか。そういう点で歴史の重みをSMASHに取り入れることができたらとずっと考えていました。そのときから天龍さんの名前がずっと頭に浮かんでまして。それで酒井さんに相談をして、正面からぶつかって“力を貸してください”とお願いしてみようと。そして、1年半ぶりくらいに天龍さんとお会いしまして、快くOKしていただきました」と経緯を説明。続けて、「聞けば、天龍さんはレスラー生活35周年。天龍さんの歴史を、そしてSMASHに力をお貸しいただければ。本当にこんなにうれしいことはありません」と喜びを示す。

一方、天龍は「昨年4月に、天龍源一郎の死に場所として決めた天龍プロジェクトが力を貸すことができるならということで、協力させていただくことになりました。いまはどこの団体も融合しながらやっているところは多いと思いますが、TAJIRI選手の面白い発想と、天龍源一郎の……そうですね、なんと言いましょう(笑)」と笑顔。続けて、「まあ、これは追々考えていきますけど、他に負けないものを提供していきたい」と抱負を語った。


そして調印式が行なわれ、酒井代表、嶋田代表が調印書にそれぞれサイン。これにより正式にSMASHと天龍プロジェクトの業務提携が結ばれた。この後の質疑応答では、TAJIRIが天龍について「いまSMASHには『ワールドレジェンドリバイバル』という企画がありまして、天龍さんは存在自体がレジェンドですし、そういうネットワークもあることから天龍さんの名前が浮かびました。(業務提携は)その話の中で決まりました」と、業務提携の経緯について説明。これに対し、天龍は「リック・フレアー、リック・マーテルがまだ試合をやっていると聞いて、僕もそういう人たちを試合ができるのであれば、自分自身の中で気持ちも高まって、まだ現役を続けていられると思います。そういう部分も含め、うち(天龍プロジェクト)に足りないものをSMASHさんに埋めてもらって、SMASHさんに無い部分をフォローできれば」と、かつて全日本プロレス、SWSのリングで対戦した世界のレジェンドレスラーたちとの対戦に意気込みを見せた。


また、業務提携における両団体の交流に関し、TAJIRIは「ボクの中では一心同体になったと思います。(天龍プロジェクトは)いい意味でごちゃごちゃしている。昔、WARで6人タッグトーナメントがあったじゃないですか。あれは“究極のカオス”というイメージがあって、それに近い感じがしている。それってすごく面白いこと」とコメント。これに対し、天龍は「天龍プロジェクトとしてのカラーを出すだけ」と語ると、SMASHについてのイメージは「言葉は悪いですけど、ハッスルの残党かな」とコメント。その上で、天龍は「TAJIRI選手は頭を悩ませていろんな物語を作ってね。そして、観に来てくれたお客さんに満足してもらう。その部分は俺たちも一緒ですけど、俺たちは肉体のせめぎあいで見せていて、TAJIRI選手のところは次にもうワンバージョンありますよと。要するに、連続ドラマと一話完結の違いですね。ただ、そこに行けば、行ったなりの満足感が得られるという意味ではSMASHさんと一緒」と団体カラーの違いについて言及し、あくまでも天龍カラーを貫き通すことをアピールした。


「うちの選手がSMASHの選手とおとなしくやれるとは思えない」という天龍の牽制に対し、「天龍さんのお話を聞いていると、仲良しこよしの提携じゃないというような……あまり穏やかじゃないですね」と、苦笑いを浮かべるTAJIRI。そんななか、業務提携の第1弾として、6・9『SMASH.18』(後楽園ホール)に天龍の参戦が決定。さらに、この大会より開幕する初代SMASH王座決定トーナメント1回戦でマイケル・コバックと対戦予定だったキム・ナンプンがコバックとの対戦に「俺はまだ死にたくない!」と難色を示し、トーナメント出場を辞退したため、天龍がコバックと対戦することとなった(※こちらの詳細は別掲)。

SMASHと天龍プロジェクト、好対照なカラーを持つ両団体が融合したとき、はたしてどんな化学反応が生まれるのか!? 今後の展開から目が離せない!!

天龍、6・9『SMASH.18』電撃参戦! 初戦の相手はコバック!!

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6・9『SMASH.18』チケット情報はこちら>>


■6・9『SMASH.18』(後楽園ホール)開場17:30 開始18:30
【決定対戦カード】
[初代SMASH王座決定トーナメント1回戦]
天龍源一郎(天龍プロジェクト)
vs
マイケル・コバック


[初代SMASH王座決定トーナメント1回戦]
AKIRA
vs
飯塚高史(新日本プロレス・CHAOS)


[初代SMASH王座決定トーナメント1回戦]
TAJIRI
vs
FUNAKI


[初代SMASH王座決定トーナメント1回戦]
ウルティモ・ドラゴン
vs
大原はじめ(FCF)


[初代SMASHディーバ王座決定トーナメント1回戦]
朱里
vs
志田光(アイスリボン)


[初代SMASHディーバ王座決定トーナメント1回戦]
華名
vs
リン“ビッチ”バイロン


[タッグマッチ]
矢郷良明&木藤裕次
vs
ザ・ビッグガンズ(ゼウス&The Bodyguar)

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