『SMASH.17』試合結果と試合レポート! | 酒井正和 オフィシャルブログ Powered by Ameba

『SMASH.17』試合結果と試合レポート!

『SMASH.17』試合結果!


■第1試合
○AKIRA&木藤裕次&滝澤大志
[9分12秒、ムササビプレス→片エビ固め]
×ブラディ・ロバーツ&Quiet storm&べナム・アリ


【試合レポート】
先発は木藤とブラディ。両者腕の取り合いから、木藤がタックルで先制。しかし、ブラディもアームホイップから木藤の足を固定して波乗りポーズ。

ここで両軍タッチ、AKIRAとストームの対決。ストームがヘッドロック、AKIRAはロープに振ろうとするも離さず。ようやくロープに振るもタックルで飛ばされたAKIRAだが、ドロップキック連発で応戦する。ここでそれぞれ滝澤、アリにタッチ。アリは長身ながら軽快な動きでファンを驚かせる。ここでアリがブラディにタッチ。ブラディはブレーンバスターからエルボードロップ。防戦一方の滝澤だが、替わったストームに逆水平チョップで反撃。

5分経過、ストームがブレーンバスター狙いも滝澤が投げ返す。ここでブラディ&アリが救出に入るも、滝澤はセカンドロープに飛び乗ってのムーンサルトアタック炸裂。替わって出てきた木藤が相手チームを次々と投げ飛ばして大活躍。しかし、ブラディのファイナルカットで動きを止められる。ここで早くもフィニッシュを狙うブラディだが木藤は許さず。タッチを受けたAKIRAがミサイルキックからオールドボーイへ。ブラディがロープに逃れるとAKIRAはフライングラリアット。ストームがカットに入ると、木藤&滝澤が分断。ここで滝澤が串刺し式ラリアット、木藤がフィッシャーマンバスターとつなぎ、最後はAKIRAがコーナートップからムササビプレスを発射してブラディを沈めた。


■第2試合
○ウルティモ・ドラゴン
[7分33秒、モンテクリスト→ギブアップ]
×児玉ユースケ


【試合レポート】
ゴング開始直後からウルティモがグラウンドで児玉を圧倒。しかし、児玉もようやくドロップキックで反撃。さらにゼロ戦キックを放つもカウント2。児玉は串刺し式エルボーからスイングDDT、ウルティモはカウント2で返す。しかし、セカンドロープに飛び乗っての反転式ボディアタックはウルティモが下からドロップキックで迎撃。さらに、ウルティモは風車式バックブリーカーからメキシカンストレッチ。そのまま丸め込むも児玉がカウント2で返す。ならばとウルティモはさらに難解なメキシカンストレッチへ。児玉はロープに逃れる。

5分経過、ウルティモはロメロスペシャル。なんとか反撃したい児玉はブレーンバスターを丸め込んで返すと、さらに逆さ押さえ込みはカウント2.9。ブレーンバスター狙いもウルティモが返してドラゴンスクリュー。さらに旋回してからのレッグロックでギブアップを迫ると、児玉はたまらずマットを叩いてギブアップ。ウルティモが粘る児玉を退けた。


試合後、マイクを持ったウルティモは、「児玉くん、なかなかいいセンスしてるね」と健闘を称えると、「ちょっとプロデュースしてもいいかな? と、思ったけど、まずは大阪プロレスで修行が決まってるらしいよね? まずは大阪で一生懸命やって、ある程度自信がついたら俺に連絡ちょうだい。そして、そのときはメキシコに。そのときは責任を持ってプロデュースします」とアピール。

さらにウルティモは、5月14日にルチャの殿堂アレナメヒコで開催される『ドラゴマニア6』にTAJIRI、朱里の参戦を発表。そして、ウルティモは闘龍門時代からの弟子である大原はじめの参戦を要求した。

■第3試合
○矢郷良明
[4分21秒、グラウンドコブラツイスト]
×レザーフェイス


【試合レポート】
矢郷は豹柄のベストに身を包んで怪しげに入場。そしてレザーは南側の客席から登場。火を噴くチェーンソーに観客が悲鳴をあげて逃げ惑う。ゴング開始直後、天にツバを吹き上げて再び口に入れるという奇怪な行動を取るレザー。レザーが先制攻撃も、矢郷がパンチ、キックで反撃。ここから場外戦へ。南側の客席まで雪崩れ込む。すると矢郷の攻撃によって階段から転げ落ちるレザー。そして戦場はリング上へ。

矢郷はエプロンにいるレザーを抱え上げてブレーンバスター。さらに矢郷はリング内でもう一発放つもカウント2。矢郷はロープに走るがレザーがクローズラインで迎撃。踏みつけてフォールを狙うもカウント2。しかし、矢郷はレザーの突進をかわしてからの殺人コブラツイスト。さらにそのまま後方に倒れ込んでグラウンドコブラに移行。これがガッチリと決まって矢郷がレザーから3カウントを奪った。

試合後、マイクを持った矢郷は、「それを持って帰れ。スイッチは入れるな!」とアピールするも、レザーは言葉がわかるわけもなくチェーンソーにスイッチを入れて大暴れ。矢郷が「お気をつけください!」と観客に訴える。レザーが大暴れして去って行った後、矢郷は「ウルティモさんがアレナメヒコに来いと言ってましたが、ボクは呼ばれてませんね」と語ると、場内からは自腹コール。これには矢郷が「ちょっと自腹はきつすぎる」とポツリ。そして、「今日から新生・矢郷良明、レジェンドハンターとしてSMASHのリングで活躍しようと思う」と語った矢郷は、「「小耳に挟んだがチャンピオンベルトがあるということで、チャンピオンベルトも私はハントしたい」と王座獲りをアピールした。

■第4試合
○朱里&志田光
[14分25秒、右ハイキック→体固め]
×紫雷美央&紫雷イオ


【試合レポート】
先発は志田とイオ。まずはイオが志田の攻撃を先制攻撃も、志田がすかさず反撃。しかし、イオはドロップキックで志田を吹っ飛ばすと「朱里、出てこい!」とアピール。ここで美央がエプロンから朱里の髪を引っ張って妨害。二人がかりで朱里を攻める。紫雷姉妹の巧みなチームワークで翻弄される朱里。そして、イオはその場飛びムーンサルトプレス一閃。

さらに紫雷姉妹は合体攻撃を狙うがここはタイミングが合わず。そして、イオが美央にタッチ。美央はサッカーボールキックからキャメルクラッチへ。美央はコーナーの志田に「入って来るなよ」とけん制。5分経過、防戦一方となる朱里だが、エルボーでイオに反撃。しかし、イオは張り手をすると見せかけて足を踏みつけ。しかし、朱里はイオの攻撃をかわすとバッククラッカーで志田にようやくタッチ。

替わった志田は紫雷姉妹をまとめて串刺し式ニーアタック。さらに、イオに逆払い腰を放つ。志田のタッチを受けた朱里はイオと激しい張り手合戦。相打ちから朱里の前蹴りが炸裂する。志田が串刺し式ニーもカウント2。しかし、イオも619からライオンサルとで反撃もカウント2。タッチを受けた美央が志田にビッグブーツ連発からミドルキックを叩き込む。志田がエルボーで反撃も、美央はスイングDDT。しかし、志田も負けじと美央にヒザを叩き込むとミサイルキック一閃。

10分経過、志田はカナディアンバックブリーカーから美央を前方に叩きつけてのフェイスバスター。さらに滞空式ブレーンバスターを放つもこれはイオがカット。朱里がタッチを受けると美央にヒザ蹴りから、串刺し式ニーアタック。さらにハーフハッチスープレックスからサッカーボールキックもカウント2。ここで朱里は腕十字も美央がロープに逃れる。美央は顔面かきむしりで反撃すると、イオがスワンダイブ式ミサイルキック、ダブルアーム式フェイスバスターでアシスト。さらに紫雷姉妹は合体攻撃でスイングDDT、さらに美央のバズソーキックも朱里がカウント2で返す。美央はワキ固めも朱里がロープブレイク。朱里は一瞬のスキを突いてサッカーボールキックからランニングニーもカウント2。ここで紫雷姉妹はツープラトン攻撃を狙い、美央がダイブするも朱里がヒザで迎撃。さらに、朱里は美央の後頭部にカカト落としを放つもカウント2。最後は朱里が渾身の右ハイキックを美央の側頭部に叩き込んで3カウントを奪った。


試合後、朱里が「今日はキッズダンサーのみんなが応援に駆けつけてくれています。みんなで踊りましょう!」とアピールすると、花道からキッズダンサーが朱里のテーマ曲に乗って登場。そして、リング上では勝利を祝うダンスが踊られた。

■第5試合
○スターバック
[8分49秒、パイルドライバー→体固め]
×石川晋也


【試合レポート】
スターバックが観客にアピールしている間に石川がドロップキックで急襲して試合開始のゴングが鳴らされる。不意を突かれたスターバックだがすぐさま反撃。石川の頭部にナックルパート、エルボーを連発で叩き込む。石川もスターバックの腕を固めにいくも、スターバックはエルボーからブレーンバスター。さらに首4の字固めへ移行。石川はロープに足を伸ばす。反撃に出たい石川だが、スターバックはこれを許さず。石川の顔面にトラースキックを叩き込むと、カーフブランディング炸裂。石川はカウント2で返す。さらにスターバックはサイドバスターで叩き付けると、セカンドロープから石川の後頭部めがけてフィストドロップ。

5分経過、防戦一方の石川に対し、スターバックはショルダースルーから「シャー!」のポーズ。ここからパイルドライバーを狙うも石川は側転してディフェンス。さらにエルボーでスターバックを倒した石川はコーナー最上段から矢のように放たれたミサイルキックもカウント2。さらに石川はもう一発狙うも、スターバックが下からパンチを繰り出し雪崩式ブレーンバスターを狙うが、これは石川がエルボーで打ち落としす。ここから石川はダイブするも、起き上がったスターバックがすかさずトラースキックで迎撃。ここから一気にスターバックが「シャー!」のポーズから必殺パイルドライバーを突き刺して3カウントを奪った。

■セミファイナル
○セリーナ
[12分12秒、スピアー→片エビ固め]
×朱里


【試合レポート】
両者リング中央でガッチリ組み合うと、グラウンドの攻防へ。互いに一歩も譲らず。華名がセリーナをコーナーに押し込むと離れ際にストンピングを放つ。両者バックの取り合いから再びグラウンドへ。華名がアームロックを狙うもセリーナがブロック。ならばと華名は袈裟固めへ移行。負けじとセリーナはヘッドシザースで切り返すと華名はエスケープ。起き上がった華名は投げから袈裟固めへ。セリーナはコブラツイストで応戦するとボディーシザースに移行。スタンド状態になると華名は卍固めへ。しかし、セリーナはロープに逃れる。

セリーナの背中にサッカーボールキックを放つ華名。ここでセリーナがエルボーで反撃すると、華名は張り手からローキック連打。セリーナはタックルから華名をコーナーに押し込んで串刺し式ショルダーアタック連発。5分経過、セリーナはアルゼンチンバックブリーカーの体勢から前方に落とすストマックバスター。さらにセリーナは華名のボディを蹴り上げる。しかし、華名も反撃に転じて得意なグラウンドに持ち込むとアームロックへ。セリーナはロープに逃れる。ならばと華名はもう一度アームロック。リング中央で極まるが、セリーナはなんとかヘッドシザースで切り返してブロック。ここから華名はセリーナにミドルキック。華名はワキ固めを狙うもセリーナが耐え、華名は丸め込むもカウント2。セリーナはエルボーからラリアットで反撃。セリーナがロープに走るも華名がエルボーで迎撃。華名はバックブローを放つがカウント2。華名はバックスピンキックもセリーナはこれもカウント2で返す。

10分経過、セリーナは再びストマックバスターへ。セリーナはもう一発狙うも華名はジャーマンスープレックスで切り返す。ここから両者エルボー合戦。華名は張り手連打、バックスピンキックを放ってロープに走ると、セリーナも追いかけスピアー狙い。しかし、華名はこれを読んでかわすとジャーマン一閃。そして、セリーナがグロッキー状態となる間に華名はロープに走るが、ここでセリーナがカウンターのスピアーをズバリと決めて3カウントを奪った。

■メインイベント ラダー&ダッシュtoベルトマッチ
○TAJIRI&真琴
[14分37秒、ベルト奪取]
×大原はじめ&ジェシカ・ラブ
×マイケル・コバック&ジェシカ・ラブ


【試合レポート】
試合に先立ち、ソフト今井レフェリーが酒井代表から鍵を預かり、ラダーに登ってリング上に張られたロープにアタッシュケースの鍵を吊るす。

コバック&リンが花道ではない方向から入場し、SMASH軍&FCF軍を急襲。ゴングが打ち鳴らされる。早速コバックは真琴の顔面に股間を近づけながら襲い掛かると、最初にリンがラダーへ。しかし、ジェシカが下から引っ張ってリンを落とす。すかさずジェシカがラダーに登るがコバックが下からジェシカのパンツをのぞくという変態行為に。その間にラダー上では大原とTAJIRIが同時に登るも、TAJIRIがラダー上部に大原が痛めている右腕を打ち付ける。ここで3軍が場外戦へ。ジェシカ、真琴の顔面に股間を近づけて高笑いの鬼畜コバック。この間にジェシカと大原がラダーに登るも、上部で向かい合ったところでジェシカが大原に思わずディープキス。コバックがラダーを倒して二人とも転落。

リンがラダーに登る間にTAJIRIがリンの尻をひっぱたく。さらにTAJIRIがラダーから落とそうとリンを引っ張ると、真琴が下からリンのボディめがけて蹴りを放ってリンが落下。大原&ジェシカは肩車で鍵を取ろうとするもこれは届かず。すかさずリンがコーナートップからジェシカめがけて飛んでダブルインパクト状態で自爆。

5分経過、コバックが脚立を首にかけて振り回しTAJIRIらにぶち当てていくと、その間にリンがラダーへ。しかし、これは真琴がカット。すかさず背後からコバックが真琴のお尻めがけてトンファーの先で狙いを定めるもこれはTAJIRIがカットに入ってピンチを逃れる。リング上ではコバックがジェシカにストンピング。その間にリンがラダーに登ってついに鍵をゲット。さらにラダー上からリンがTAJIRI、ジェシカ、真琴めがけてダイブを放つ。

リンは鍵をコバックに渡すと、TAJIRIがコバックに襲い掛かるもラダーに打ち付けられる。ここでコバックが鍵を持ってアタッシュケースがある酒井代表のもとへ。しかし、酒井代表はアタッシュケースを持って逃れると、TAJIRIがコバックにバズソーキック。コバックが鍵を手放すと、鍵は真琴の手もとへ。ここで真琴がTAJIRIに鍵を投げ渡す。

TAJIRIは鍵を持って酒井代表のもとに向かうもコバックが阻止。リング上では3軍が入り乱れる中、鍵を持ってないコバックが酒井代表からアタッシュケースを強奪。ケースでジェシカ、大原を殴打する。ここで鍵を持っているのはなんとソフト今井レフェリー。リンが今井レフェリーに襲い掛かるとコバックが鍵をゲット。すかさず開けようとするもジェシカがロープを蹴ってコバックは股間を痛打。リング上では真琴が大原にシャイニングウィザード。この間にTAJIRIが鍵を掴むもジェシカがTAJIRIにディープキスでTAJIRIダウン。ジェシカがケースを開けようとするもコバックがコバッククラッシャーで阻止。しかし、TAJIRIがハンドスプリングエルボー、大原がフィンランド式フォアアーム、ジェシカがスワントーンボムを立て続けにコバックに見舞う。

ここでリンがTAJIRIにトンファーで急所打ち。悶絶したTAJIRIは鍵を手放し、リンのもとへ。リンがケースを開けようとするも真琴がこれを阻止。リンが真琴に襲い掛かるも、かわした真琴がなんとパープルミスト一閃。リンが悶絶する間に鍵が転がりこんできたTAJIRIがついにアタッシュケースを開け、中から2本のベルト奪取した。