1・29『SMASH.12』メインTAJIRI(王者)対スペル・クレイジー(挑戦者)試合詳細① | 酒井正和 オフィシャルブログ Powered by Ameba

1・29『SMASH.12』メインTAJIRI(王者)対スペル・クレイジー(挑戦者)試合詳細①

■1・29『SMASH.12』(新宿FACE)全試合結果 観衆:580人(満員)

【メインイベント~FCFチャンピオンシップ(60分1本勝負)】
○TAJIRI(王者)
[18分58秒、バズソーキック→片エビ固め]
×スペル・クレイジー(挑戦者)

※この試合の結果、TAJIRIが王座初防衛に成功。『SMASH.13』で挑戦者マイケル・コバックを相手に防衛戦を行なうことが決まった。

試合レポート】
試合に先立ち日本、メキシコの両国の国歌吹奏が行なわれ、酒井正和代表よりタイトルマッチ認定宣言。両者のコール時にそれぞれ大量の紙テープが飛び交う。

リング中央で二人はなにやら会話を交わすと本部席にある故ビクター・キニョネス氏の遺影に指を刺し、握手と抱擁を交わしてからゴングが鳴る。そして、場内にはイスにどっかりと座ってこの試合を眺めるマイケル・コバックの姿が。さらに、スターバックも場内で戦況を見守る。腕の取り合いから始まった試合は、両者がそれぞれ卓越したグラウンドテクニックで相手を攻めるも一歩も譲らず。クレイジーがTAJIRIをタックルで弾き飛ばすと一気に試合のペースがアップ。TAJIRIはコルバタでクレイジーを投げ飛ばすと、クレイジーも負けじと風車式バックブリーカーで反撃。ここから両者のアームホイップ合戦から始まると場内は歓声に沸く。

両者フィンガーロックから力比べへ。この体勢のままクレイジーはモンキーフリップ、さらにドロップキックでTAJIRIを場外に叩き落すとプランチャを放つ。しかし、これはTAJIRIが寸前でかわしてクレイジーは自爆。クレイジーは場外のイスを持って「ECW!」とアピールしてエプロンに立つが、TAJIRIは走ってハンドスプリングキックでクレイジーを吹っ飛ばす。しかし、クレイジーもセカンドロープからのムーンサルトプレス、さらには起き上がりこぼし式ロメロスペシャルで反撃に出る。

10分経過、TAJIRIを場外に投げ捨てたクレイジーは、TAJIRIを場内の壁に叩き付けると着ていたTシャツで首を絞めあげる。さらにTAJIRIをリングに戻してコブラツイストへ。これをTAJIRIが逃れるとクレイジーは低空ドロップキックをTAJIRIの顔面に叩き込む。スリーパー攻撃でTAJIRIのスタミナを奪おうとするクレイジーに対し、防戦一方となったTAJIRIは反撃を試みるもクレイジーはドロップキックで迎撃。再びクレイジーはTAJIRIをスリーパーで絞めあげる。

15分経過、なんとか反撃に出たいTAJIRIはクレイジーを背中に抱えると旋回してからマットに叩き付ける。さらにTAJIRIはキックを連発で叩き込んでからからハンドスプリングエルボー一閃。TAJIRIは強烈なトラースキックを放つもこれはクレイジーがカウント2で返す。ならばとTAJIRIはタランチュラからバズソーキックを狙うもクレイジーは寸前でこれをかわしてハイキック。ここからクレイジーはムーンサルトプレスを連発で放つが3発目はTAJIRIにかわされる。そして両者丸め込み技の応酬を見せると、一瞬のスキを突いてTAJIRIはクレイジーの後頭部にトラースキック一閃。すかさずTAJIRIは必殺バズソーキックを叩き込んで勝利を飾ると共に王座防衛に成功した。


試合後、初防衛に成功したTAJIRIはベルトを掲げてアピールすると、コバックがリングになだれ込んで背後から襲撃。クレイジーはTAJIRIの救出に出るも、コバックはこれを迎撃する。するとここで、スターバックが登場してコバックにラリアット一閃。そして、夜の『SMASH.13』にてハードコアマッチで対戦することとなったスターバックとクレイジーは激しく睨み合う。その一方でコバックはTAJIRIに夜の『SMASH.13』でのベルト奪取をアピールしながら去って行った。


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