1.29「SMASH」昼夜ダブルヘッダーの全カード決定! | 酒井正和 オフィシャルブログ Powered by Ameba

1.29「SMASH」昼夜ダブルヘッダーの全カード決定!



1月6日(木)、都内・株式会社スマッシュ事務所にて記者会見が行なわれ、1・29昼夜ダブルヘッダー『SMASH.12』&『SMASH.13』(新宿FACE)の追加対戦カードを発表。昼開催の『SMASH.12』では小路晃vs大森隆男のシングルマッチ、夜開催の『SMASH.13』ではAKIRAvs大森隆男、朱里&児玉ユースケvs小路晃&リン・バイロン、木藤裕次vsD-レイ3000の3カードが新たに決定し、これで昼夜ダブルヘッダーの全カードが出揃った。
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この日の会見には、小路、AKIRAとの対戦が決まった大森、ワールドトライアウトで元TNAのD-レイ3000との対戦が決まった木藤裕次が出席。まずは、SMASH初参戦でワールドトライアウトに挑戦することになった木藤は、「SMASHに今後も参戦できるような内容の試合をするようがんばりますのでよろしくお願いします!」と謙虚に挨拶。そして、今回トライアウトを志願した経緯について木藤は、「SMASHはレスラーから見てもすごく魅力がある団体なので自分もずっと前から出たかった。名もない自分が出るのは難しいとも思ったけど、このまま諦めるというのは自分では納得いかなかったのでTAJIRIさんにお願いしました。今回、自分みたいなレスラーにチャンスを与えてくれたTAJIRIさんに感謝しています」と決意を語った。

1997年にIWA JAPANでデビューした木藤は、「YUJI KITO」のリングネームで現在はインディー団体を中心に参戦して活躍中。時期は重ならないもののTAJIRIにとってはIWA JAPANの後輩にあたる。リングネームを本名に戻してトライアウトに臨む木藤についてTAJIRIは、「(木藤は)IWAのときに外国に行ったりしていて、ボクと同じようなコがいるんだと思って意識はしてたんですね。それで2、3年前に北都プロレスに参戦したときにタッグマッチで当たったことがあるんですが凄くうまいなとボクは感心したんですよ」と評価。対戦時の好印象もあってか、TAJIRIは木藤がトライアウトを志願したときに直感的にGOサインを出したとのことだ。

海外から未知の強豪が続々参戦してくるSMASHに大きな魅力を感じたと語る木藤は試合に向けて、「お客さんは自分のことを全然わからないと思うんですけど、試合をして“アイツ、やるじゃないか”と思ってくれるような結果を出せれば。必死に食らいついていきます」と意気込みを語った。木藤の対戦相手であるD-レイ3000は、過去にTNAでレギュラー参戦をはたし、軽量級のカテゴリーにあたるXディヴィジョンで活躍していた黒人ファイター。D-レイ3000も木藤と同じようにワールドトライアウト出場を志願して自費で来日するだけに、レギュラー参戦をかけたサバイバルマッチに注目が集まる。

そして、昨年11月の『SMASH.10』(JCBホール)でSMASH初参戦をはたし、今回が3度目の参戦となる大森は『SMASH.12』で小路、『SMASH.13』でAKIRAとそれぞれ対戦することが決定。『SMASH.10』ではノルウェーからやってきた未知の強豪であるビヨンセンを相手にトライアウト挑戦、そして昨年12月の『SMASH.11』では若手レスラーの児玉ユースケを相手に実力の差をアピールした大森だが、今回のマッチメイクに関してTAJIRIは「(ビヨンセン戦では)ファンからのアンケート結果が半々な感じで合否が分かれまして、児玉とのシングルではファンの大森さんに対する期待度が高すぎまして“新人相手ではわからない”という結果に終わりました。なので今回はAKIRAさん、小路さんと闘っていただいて、これで大森さんが強烈なインパクトを残していただければレギュラーというか。本当にこんな言い方をするのは生意気なんですけど、最終査定試合と捉えていただければ」と説明し、大森に最終トライアウトを課すことを明かした。

これを受けて大森は、「今回が最終トライアウトというところまできて、もちろん結果も大事なんですけどそれにつまずくことなくキッチリと内容を残してクリアしたいなと。本当に真摯にそう思っています」とコメント。さらに大森はトライアウト合格を達成したあかつきには2・25『SMASH.14』(新宿FACE)でFCF総帥・スターバックとの一騎打ちをTAJIRIにアピールし、「まだまだ41歳でも大森隆男には伸びしろがあるというのを見せつけたい!」と、ファンの期待に応えることを誓った。最終査定試合で小路、AKIRAという難敵を迎えることになった大森だが、はたしてこのハードルをクリアして強豪スターバックとの一騎打ちへと辿り着くことができるのか!?

また、『SMASH.12』での追加カードとして発表された朱里&児玉vs小路&リンに関して、TAJIRIは、昨年のクリスマスイブに行なわれた『ハプニングEve'』(新宿FACE)で大原はじめと対戦したリンが大会後に朱里との対戦をアピールしたことによってマッチメイクしたことを説明。これまで自分よりも身体が大きくて力が強い男子レスラーとの対戦にこだわりを見せ、女子レスラーとの対戦を拒んできたリンがこのタイミングで朱里との対戦に踏み切った理由ははたして!? さらにTAJIRIは、今年の抱負として「もっともっと多くの人にSMASHを知ってもらうことですね。そのためにはいろんなところで活発に活動していかなければいけない。あと、いろんな国から売り込みがあるんですよ。そういう選手たちが闘う場を作らないと」と、大会数増加、主要都市を中心とした地方開催を視野に入れていくことを明かした。そして、SMASHでは初の地方開催となる1・30『SMASH Live in Osaka』(世界館)に関して、TAJIRIは「ハウスショーだけどスーパーグレードなものを作るので期待していただきたい。“こういう見せ方もこいつらはできるんだ”と思わせるような、ナンバーシリーズを普段観ている人が“チキショー! ハウスショーってどんなのだよ!!”って悔しがるようなものを見せていきます」と意気込みを語った。



■1・29『SMASH.12』(新宿FACE)開場11:00 開始12:00
【決定対戦カード】
小路晃
vs
大森隆男

【既報対戦カード】
[メインイベント~FCFチャンピオンシップ]
TAJIRI(王者)
vs
スペル・クレイジー(挑戦者)


スターバック
vs
マイケル・コバック


KUSHIDA
vs
Mentallo


朱里
vs
セリーナ


リン・バイロン&児玉ユースケ
vs
大原はじめ&ジェシカ・ラブ


[ワールドトライアウト]
AKIRA
vs
D-レイ3000

■1・29『SMASH.13』(新宿FACE)開場17:00 開始18:00
【決定対戦カード】
AKIRA
vs
大森隆男


朱里&児玉ユースケ
vs
小路晃&リン・バイロン


[ワールドトライアウト]
木藤裕次
vs
D-レイ3000


【既報対戦カード】
[メインイベント]
TAJIRI
vs
マイケル・コバック
※『SMASH.12』でTAJIRI選手がFCF王座防衛に成功した場合はタイトルマッチとなる。

スターバック
vs
スペル・クレイジー
※『SMASH.12』でクレイジー選手がFCF王座を奪取した場合はタイトルマッチとなる。

KUSHIDA&Mentallo
vs
大原はじめ&ジェシカ・ラブ


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