ケニー・オメガ VS Mentall戦は“カナダ版名勝負数え唄”だった。 | 酒井正和 オフィシャルブログ Powered by Ameba

ケニー・オメガ VS Mentall戦は“カナダ版名勝負数え唄”だった。



2002年にカナダでマッチ・オブ・ザ・イヤーに輝いた“カナダ版名勝負数え唄”が日本、SMASHのリングで実現! デビューまもなくからMentalloの師事を受けていたケニー・オメガは、師であるMentalloに勝って恩返しをしたいところ。一方、11・22『SMASH.10』(JCBホール)である大物レスラーとの対戦を希望するMentalloは、先に日本で活躍しているケニーに勝って、対戦実現へのアピールを目論む。はたして、師弟対決の行方はいかに!?

序盤から一進一退の攻防を繰り広げる両者。先に仕掛けたのはMentallo。トップロープの反動を利用してアームホイップでケニーを放り投げると風車式バックブリーカーで叩きつける。さらにMentalloは低空ドロップキックでケニーを場外に落として空中技を狙うも、これはケニーが回避。
主導権を握ろうとするも互いに譲らぬ展開の中、ケニーはブレーンバスターの体勢からトップロープにMentalloのボディを叩きつけると、コーナートップからエルボードロップを投下。さらに、ロメロスペシャル、カナディアンバックブリーカーで痛めつける。防戦一方のMentalloは、一瞬の隙を突いてドロップキックで反撃。さらにマンハッタンドロップで悶絶するケニーにラリアット。ここから倒立で押さえ込むノーザンライトスープレックスを放つもカウント2。
対するケニーはカミカゼからランニング式のシューティングスターは、Mentalloが回避。逆に、Mentalloがカミカゼからセカンドコーナーからムーンサルトプレスを投下する。ここでコーナートップに登ったMentalloをケニーが背中を押して場外に落とすと、場外に落下したMentalloにケニーはノータッチトペコンヒーロを放つ。さらに、カウンター席上に戦場が移ると、ヘッドバッドを叩き込んだMentalloは、切り返し合戦の末にツームストンパイルドライバー。続けて、Mentalloはカウンター席からラ・ケブラーダを放つ。
カウント17で場外から戻ったケニーめがけてMentalloがスライディングキック。さらにパワーボムからギロチンドロップをコーナートップから放つも、これはカウント2。続いて放ったムーンサルトはケニーにかわされると、ケニーがトルネードキックから蒼い衝撃(変形フィッシャーマンバスター)。
15分経過、エルボー合戦に打ち勝ったMentalloがロープに走るも、ケニーはSTOP!から延髄斬り。さらに高速ドラゴンスープレックスから波動拳を放つ。ここでケニーはクロイツラスを狙うも、Mentalloが前方回転エビ固め。起き上がったケニーはここで再び波動拳を放つも、Mentalloは間一髪これをかわしてから昇龍拳で対抗。しかし、ここでMentalloがロープに走ったところ、ケニーがカウンターでキャッチしてクロイツラスを炸裂。3カウントを奪い、師弟対決を制した。