“女子プロレス新世代対決”朱里vs野崎は新たなるストーリーへ突入! | 酒井正和 オフィシャルブログ Powered by Ameba

“女子プロレス新世代対決”朱里vs野崎は新たなるストーリーへ突入!

photo:01


8月1日(日)東京・後楽園ホールで開催されたNEO女子プロレス『SUMMER STAMPEDE 2010』に朱里が参戦し、昨年9月以来の復帰戦となる野崎渚と対戦した。

“女子プロレス新世代対決”とも呼ばれていたこの試合は、序盤から野崎がチョップ攻撃で仕掛けると、手足の長さを活かしたスリーパーホールドで朱里を苦しめる。一方、朱里は野崎のスリーパーをなんとか逃れると、野崎が昨年9月から長期欠場する原因(右肩脱臼)ともなった右肩めがけてミドルキックを連発。さらに、朱里はストンピング攻撃で野崎をコーナーに据えると、強烈な串刺し式ランニングニーを突き刺す。

試合終盤、張り手合戦から再び胴締めスリーパーホールドで朱里を捕らえた野崎だが、朱里はこれを凌ぎきってロープエスケープ。反撃に出た朱里の左ミドルキックを野崎はキャッチするも、朱里は右足で延髄斬り。これが野崎の側頭部にヒットし、ダウンを奪った朱里は、すぐさま野崎の左腕を足でロックしての変形腕固めへ。両腕を極められた野崎は逃れることができずギブアップ。注目の一戦は、朱里が勝利を収めた。
photo:02


試合後、マイクを持った野崎は、会場でこの一戦を見守っていたTAJIRIに、「朱里に追いつくためにも、自分にプロレスを教えてください」と直訴。さらに、バックステージで行なわれた試合後のインタビューでは、同じくこの一戦を見守っていた植松寿絵が登場し、「今後の女子プロレスの先が見えた気がするね。まあ、私は16年間この女子プロレスでやってるから、これから私が先輩として、お姉さんとして教えてあげるからね。わからなかったら、このお姉さんになんでも聞きなさい。女子プロレスはキミたちが変えるんだ!」と朱里&野崎にエールを贈るなど、今後、新たなるストーリーが紡がれていく予感を感じさせる一戦となった。


■8・1NEO女子プロレス『SUMMER STAMPEDE 2010』(後楽園ホール)

【野崎渚復帰戦】30分一本勝負
○朱里
[5分25秒、腕固め]
×野崎渚


【野崎のコメント】
去年の9月に一度復帰はしたんですけど、あれは自分では試合じゃないと思っていて、ずっと反省しつつケガを治し、負けてしまったんですけど今日は最後までリングに立つことができた。長く休んでいたのは肩をケガしていたからで、そこを攻められるのは承知していたんですけど、きつかったですね。肩はもう大丈夫です。
(スリーパーにこだわりがあった?)そうですね。ミサイルキックを出すとかそういうのではなく、単純に勝ちを狙ったときに出たのがスリーパー。これからはもっと勝ちを狙っていけるものがあれば。
(試合後のアピールは?)今日、朱里と試合をして、今までとはやっぱり違うなと。それはTAJIRIさんが教えているからこそなのかなと思って、自分の中にそれを取り入れたいと思いました。

【朱里のコメント】
初めて野崎選手と試合をして、凄く気持ちが強くて、何回もスリーパーを狙われて危なかったんですけど、本当に気持ちは伝わった。今後も一緒に次と言うか、女子プロレスを盛り上げていきたいと思いました。SMASHでも女子プロレスの選手と闘うようになって、少しずつではあるんですけど、(女子プロレスに対する)気持ちは変わってきました。
(今後も積極的に女子の団体にも?)SMASHを拠点にして、他団体に出ることがあれば、ぜひ頑張っていきたいと思います。






iPhoneからの投稿