SMASH(スマッシュ)ウィキ抜粋。 | 酒井正和 オフィシャルブログ Powered by Ameba

SMASH(スマッシュ)ウィキ抜粋。

SMASH(スマッシュ)とは、2010年2月2日に設立された日本のプロレス&格闘技団体である[1]。プロレス・総合格闘技・キックボクシングを融合させたスポーツエンタテインメントを特徴にしている

スマッシュの挑戦!-未設定



概要
2009年12月8日に新宿・京王プラザホテルにて行われた記者会見で、前ハッスル最高顧問の酒井正和により旗揚げが発表された。 新宿をホームタウンとした地域密着型の団体で、プロレス、総合格闘技、キックボクシングのエンターテインメント融合路線が特徴である[1]。SMASHではこれら3つの部門を柱として、「世界に通用する選手育成を目指したコンテンツ」を目指すとしている[5]。また、SMASH(スマッシュ)のネーミングは、「破壊的ヒットを飛ばす」という思いを込めて名づけられた。

イベント統括マネージャーには島田裕二が、プロレス部門プロデューサーにはTAJIRIが、格闘技部門プロデューサーには小路晃が就任。所属選手としては大原はじめ、朱里(近藤朱里)の参加が発表されている[1]。

同時に元プロ野球選手である古木克明の格闘技転向とSMASH(総合格闘技部門)入りが発表された。過去にプロ野球選手の総合格闘技への転向は例があったものの、ドラフト1位指名の実績を持つ選手のマット界入りは史上初。さらにトライアウトも実施して選手獲得を行う。

プロレスは2010年3月26日の旗揚げ戦を皮切りに月1回 - 1.5回、総合は4月もしくは5月に初興行を予定し年4 - 5回を目標に定期的に興行を行っていく意向となっており、本拠地は当面新宿FACEを予定している。

島田はDREAMルールディレクターも兼任しており、そのDREAMを通じてDEEPやSRCなど総合格闘技界の「大連立」に加わる可能性もある。2010年4月にDEEPと業務提携を結び、「アマチュアDEEP」の運営委託を受けることになった。

設立に至るまでの経緯

これまでハッスルでは、酒井正和(クォンタム・ジャンプ・ジャパン株式会社/代表取締役)ハッスル最高顧問の元で「ハッスル・ジハード2009」(2009年10月10日、両国国技館)などが開催されていた。しかし、2009年10月28日にハッスルは記者会見を行い、年内に開催予定だった4大会の開催中止を発表。ハッスルエンターテインメントの社長山口日昇と酒井の話し合いにより12月25日のハッスル・マニアで再スタートを切る予定だったが、金銭問題などで酒井がハッスルとの関係を解消。その後、行き場を失った選手たちと「選手・業者への未払い、目指すプロレス像の乖離」を理由にハッスル最高顧問を辞任した酒井を中心に、ハッスルを離脱して新団体を設立した。なお、中止となったハッスルのチケット払い戻しは行われているものの、滞っているため、SMASH興行では払い戻しできていないファンを対象に無料招待シートを設けることが決まった[10]。

SMASH各部門

プロレス部門
2009年12月8日に新宿・京王プラザホテルにて行われた記者会見で、前ハッスル最高顧問の酒井正和により旗揚げが発表され、ハッスル元所属選手のTAJIRI、小路晃、大原はじめ、KG改め朱里(近藤朱里)がSMASH所属選手として入団。プロレス部門プロデューサーにはTAJIRIが就任し、2010年3月26日に新宿FACEで旗揚げ戦が行われることが発表された。 旗揚げ戦SMASH.1は、前売り券が約40時間で完売するなど大会前から注目を集め、海外からはTAJIRIとはECW時代からの盟友であるトミー・ドリーマーが参戦し、ハードコアマッチでTAJIRIと一騎打ち。そしてメインイベントでは、2009年3月にハッスルを退団したKUSHIDAが大原はじめと対戦してハッスル時代のリベンジに成功。観衆は600人(超満員札止め)を記録し、華々しいスタートを切った。

2010年4月23日に新宿FACEで行われたSMASH.2では、プロレスラーになることを夢見て香港からやってきたリン・バイロンが、いきなりメインイベント出場の大抜擢を受けてデビュー。また、SMASH新人レスラー第1号として児玉ユースケが、大原はじめを相手にデビュー戦を行った。そして、海外からはTAJIRIのWWE時代からの親友であるユージン(ニコラス・ディンスモア)が参戦。さらに、他団体からはZERO1の田中将斗が参戦し、小路晃、ワールドトライアウト合格第1号のMentalloと3WAYスクランブル・バンクハウス・デスマッチで激突している。

2010年5月29日に新宿FACEで行われたSMASH.3では、世界各国から未知なる強豪たちが集結。最大の注目は、北欧フィンランドのプロレス団体FCFが日本初上陸を果たし、“フィンランドの死神”ヴァレンタイン、“北欧の空飛ぶオカマ”ジェシカ・ラブの2選手が参戦。他にも、韓国からは総合格闘技団体PRIDE、UFCの韓国語解説を務めるなどマルチな才能を持つキム・ナンプン、イスラエルからは身長約2mのパワーファイター、ゴーレム・ナイトが出場した。そして、メインイベントでは、SMASHのエースとして期待されるKUSHIDAと、新日本プロレスの“ジュニアヘビー級最強外国人”プリンス・デヴィットによる新世代対決が実現。そんな中、セミファイナルでは、TAJIRIがヴァレンタインが保持するFCF王座に挑戦し、死闘を制して欧州タイトルを見事獲得。SMASHに初のチャンピオンベルトをもたらすと共に、世界進出を目指すSMASHにとっては、その大きな第一歩を踏み出す歴史的な一夜となった。

MMA部門
2010年4月、総合格闘技の老舗団体DEEPとの業務提携により、DEEP事務局によって定期的に開催されていたアマチュアDEEPを株式会社スマッシュが運営することを発表。アマチュアDEEPでは、アマチュア選手の育成及び発掘、ならびにレフェリー・ジャッジの育成を目的としており、イベントプロデューサーには小路晃が就任した。 株式会社スマッシュの運営によるアマチュアDEEPの第1回大会は、2010年6月26日に西調布アリーナで行われ、2009年12月にプロ野球選手から総合格闘家へと転向した古木克明が長南亮を相手にエキシビジョンマッチも行った。