ムササビＡＫＩＲＡ選手参戦決定！5.29「SMASH」全カードも決定しました！

5月13日（木）、都内・株式会社スマッシュ社内にて5・29『SMASH.3』（新宿FACE）全対戦カード発表会見が行なわれ、全5試合のカードが決定。また、第1試合のワールドトライアウトマッチに出場する“エルサレムの剛力巨人”ゴーレム・ナイトの対戦相手として、元IWGPジュニアヘビー級王者・AKIRAの参戦が発表された。

すでに5・29『SMASH.3』（新宿FACE）のメインイベントでは、KUSHIDAvsプリンス・デヴィット（新日本プロレス）の“ジュニアヘビー新世代対決”、さらに日本初上陸となるフィンランド唯一のプロレス団体FCFからは現FCF王者の“フィンランドの死神”ヴァレンタイン、“空飛ぶオカマ”ジェシカ・ラブの2選手が来襲！　ヴァレンタインvsTAJIRIのFCFチャンピオンシップ、大原はじめvsジェシカ・ラブの異色対決、この3カードが決定。そして、今回新たに2カードが発表され、全5試合が決定となった。

そんな中、SMASHの全体的底上げをさらに図るべくプロレス部門プロデューサーのTAJIRIがある日本人ベテラン選手と接触。そして、TAJIRIが白羽の矢を立てたのは、元IWGPジュニアヘビー級＆ジュニアタッグ王者のAKIRAだ。この日の会見にはAKIRAも出席。AKIRA参戦に関して、TAJIRIは「キャリア的には申し分ない。AKIRAさんのスポーティーで、異国情緒が漂うナイスな大人のかっこ良さがSMASHに合うんじゃないかとずっと前から思ってまして、実は旗揚げ前からいつか時期が来たらAKIRAさんにお願いしようと思ってたんですよ」とずっと温め続けていたプランだったことを明かすと、AKIRAは「僕も、TAJIRIさんが日本で何かをやる計画があれば、絶対に日本のプロレス界は変わるとかねてから思ってたんですよね。ジムでたまに顔を合わせるときがありまして、『今のプロレス界をなんとかしないとね』という話をしたことがあって、僕が『日本版WWEをやったらどうなの？　TAJIRIさんなら絶対に上手くいくよ』って言ったんですけど、まさにその軌跡かなと。TAJIRIさんにはそれをさらに日本流にアレンジする力があるわけですよ」と、すでに相思相愛ムードを漂わせる粋なコメントでSMASH参戦への意気込みを語った。

そのAKIRAの対戦相手となるのは、エルサレム出身の剛力ファイター、ゴーレム・ナイトだ。情報によると、ゴーレムはプロレスラーとして世界各国を渡り歩き、現在はカナダを主戦場に活躍。さらに、巨体から繰り出されるラリアットは一撃必殺の破壊力を持つと言われている。このカード発表を受け、AKIRAは「どういう男かわからないというのは非常に不安ではあるんですけど、だからこそ原石の片鱗を見せて欲しいし、引き出したい。また、それを磨いていきたいと考えています」とコメント。なお、この対戦はワールドトライアウトマッチとして行なわれることも決定。さっそくAKIRAは査定人となりゴーレムの実力を測ることとなる。さらにAKIRAは、「この世界に身を置いて、いろんな人とやってみたい」と、TAJIRIをはじめとしたSMASH所属選手との対戦も希望した。

また、追加カードとしてもう1試合マッチメイクされたのは、小路晃＆朱里＆児玉ユースケvsキム・ナンプン＆Mentallo＆リン・バイロンという“SMASHvs多国籍軍”の6人タッグマッチだ。そして、この試合でSMASH初参戦を果たすのが韓国からやって来るキム・ナンプン。キムは、過去にTAJIRIも参戦したことがある韓国のプロレス団体WWAを主戦場に活躍する一方、ラジオDJやフリーライター、さらには米国の総合格闘技団体『UFC』の韓国語解説者を務めるなど多才ぶりを発揮している異色ファイターだ。また、4・23『SMASH.2』（新宿FACE）で衝撃デビューを果たし、マスコミ等で話題を集めているリン・バイロンにも注目が集まる。

これにより、5・29『SMASH.3』（新宿フェイス）で行なわれる全5試合は以下の通りだ。


■5・29『SMASH.3』（新宿フェイス）全対戦カード
［メインイベント］
KUSHIDA
vs
プリンス・デヴィット（新日本プロレス）

［セミファイナル］FCFチャンピオンシップ
ヴァレンタイン（王者）
vs
TAJIRI（挑戦者）

［第3試合］
小路晃＆朱里＆児玉ユースケ
vs
キム・ナンプン＆Mentallo＆リン・バイロン

［第2試合］
大原はじめ
vs
ジェシカ・ラブ（FCF）

［第1試合］ワールドトライアウトマッチ
AKIRA
vs
ゴーレム・ナイト


なお、会見後に行なわれたマスコミによる囲み会見に応じたTAJIRIは、4・23『SMASH.2』（新宿FACE）でワールドトライアウトマッチに出場したカイル・セバスチャンに関して、「試合後にお客さんからアンケートを取ったんですが、どちらかと言うと“悪い”という声が多かった。試合には勝ったけど、お客さんの心には届かなかったんじゃないかな」と事実上の不合格判定を下したものの、「まだ若いし、これからだと思います」とさらなる奮起を促した。また、『ワールドトライアウト』に関しては、現在も世界各国からSMASH宛てに応募が多数届いており、それ以外でも欧州のある国の王者からもSMASHに参戦したいというオファーが届いてることがTAJIRIより明かされた。また、つい最近、酒井正和SMASH代表が会談を行なった女子プロレスラーの華名選手が5・29『SMASH.3』（新宿FACE）に来場することに関して、TAJIRIは「酒井さんが飛ばしていて、僕はあまり知らないので。まあ、（酒井代表は）タイプなんじゃないかな（笑）」と、自身は一切関知していないことを明かした。

奇しくも“日本vs世界”という図式となった5・29『SMASH.3』（新宿FACE）。新日本プロレスジュニア最強外国人選手のデヴィット、日本初上陸となるフィンランドFCF軍団など世界の強豪たちをSMASHが迎え撃つ！