K君と僕 ~☆の秘密編~ | パリジェンヌに憧れてンヌ!

K君と僕 ~☆の秘密編~

2003年の正月だった。

新年ということで、その日は高校時代の同級生と3人で飲んでいた。
メンバーはK君と、GUCCIの財布を持つ野口こと野GUCCI。

久々に会う野GUCCIは昔と違い、チャラチャラした男に変わっていた。
いわゆるチャラ男というやつだ。
また、野GUCCIは初詣で知らない女の子に
「あ、イケメン発見!!」
と言われたらしい。
彼は僕たちが知らない間にモテ男と化していた。

そんな事実を知って、僕とK君は野GUCCIには
女の子に太いパイプがあると思い、女の子を紹介してくれと頼んだ。

野GUCCIは言う。
「じゃぁ、携帯に入っているメモリーから選んでよ」

僕とK君はガムシャラに探した。

そんな中に唯一、名前だけで登されている女の子がいた。

『さやかちゃん☆』

とても気になったので僕たちは聞いた。

「この『☆』って何で付いてんの?」

野GUCCIは答えた。
でもぶっちゃけ大した理由じゃなかったので忘れた。
ただ、延々中身のない話を聞かされた事だけ覚えている。

しかし僕たちは思った。
中身ない話しでも女の子と延々と喋れるのがモテ男の秘訣だ!

そして結局女の子を紹介してもらうことなく解散した。

後日、K君からメールが来た。
野GUCCIのモテ男っぷりにあやかって、携帯に入っている僕の名前を
『柳○拓』から『柳○☆拓』に変えたとの連絡だった。

そして僕もK君を『KK』から『K☆K』に変えた。

つまり僕の『柳○☆拓』『☆』は飾りでつけてるんじゃない。

モテたくてつけてんだよ!
コンチクショー!!