広告業界の大変さは耳にたこができるくらい聞いたが、
広告がまずい、の前提にあるのが
消費者との情報媒介であるメディアがまずい、ということだと思う。
4マスがシュリンクしていたり、電通もが赤字になった
というニュースも、こちらもよく聞くが、
最近それ以外の情報媒介もまずいことを目にする。
それは、書籍。
東洋経済の最新はアマゾン特集だったが、
キンドルのことがあって、書籍の危機感が書かれていたし、
クーリエにもアマゾンやGoogleのことが書かれていて、
閉鎖的な業界構造も限界では、といった内容もあったように思う。
行きつけのカフェバーで会う某出版社の人も、
ヒットの概念がここ数年で変わってきて危機感を感じていることや、
新しいメディアを積極的に活用していく姿勢について聞いたりした。
そんな折、たまたま見つけたのが、
最近調子のいい出版者であるディスカバー21の社長室ブログ。
社長の干場さんのエントリーも多く、
自社出版書籍のPRが多いのは
会社でやることだからやむをえないとして、
勉強になることが多くて参考になる。
また、古い体質の人が多い出版社の中で、
明らかなるベンチャーマインドで、僭越ながら親近感を感じた。
あと出身が同じ県であることも。