#12
今回はパソコンのメモリについて説明します
まずはメインメモリ
主記憶装置と言います
主に対して
補助記憶装置は
HDDやSSDのことですね
同じ記憶装置と名乗ってますが
どう違うんでしょうか?
補助記憶装置は
データを保存するための装置です
HDD(ハードディスク)とかSSDとか・・・
前回説明していますので
もし興味があればこちらをご覧ください
メインメモリは
CPUが処理するための領域(作業場)のことです
どういうこと??
CPUはHDD(ハードディスク)やSSDのデータを直接処理できません
なので
CPUが処理を行おうとした場合
(例えば何かファイルを開こうとした時とか)は
HDDやSSDにあるデータを
一旦、メインメモリ上に置いて
そうすることで、やっとCPUはデータを処理できます
メインメモリはよく
作業机に例えられますね
作業机が大きいと作業できる量も増えるし
作業しやすいので早く終わる
逆に狭いと作業できる量も少なく、作業しづらいので遅い
ということでメインメモリの容量は多い方が良いでですね
では
どのくらいの容量が良いのか?
最近のWinnows11だと
4GBでも動きますが
8GBは欲しいですね
では、
8GBのメモリ1枚
と
4GBのメモリ2枚
では
どちらが良いのか?
どちらも同じ8GBですが
4GB2枚の方が良いとされています
これは
デュアルチャンネルと言って
データの通り道が2つになるから
より高速になるということです
なので
メモリを購入するときは
4GB2枚セットや
8GB2枚セットなどを
購入した方が良いですね
正直、体感では気がつかないくらいのレベルですが。。。
私パソコンでハイスペックなゲームやったことないので
正直分かりませんが
ゲームをするなら32GBは欲しいですよね、きっと!
16GB2枚セットがよろしいかと
ちなみに
メインメモリは揮発性メモリといい
電源供給がなくなると
記憶内容が消えてしまいます
これに対して
HDDやSSDは
不揮発性メモリといい
電源供給が無くなっても
記憶内容は残ります
だから
SSDやUSBメモリは保存できるんですね
一度は体験したことがあるかもしれませんが
エクセルやワードをしていて
パソコンが固まって再起動した
ってことあるかもしれませんが
保存していないと
再起動した後、画面に表示されていた内容が
クリアされてますよね
あれは、メインメモリが揮発性メモリで
再起動とともに
データがクリアされるからです
ついでに、調子に乗って
キャッシュメモリについて
少しお話しします
キャッシュメモリはCPUとメインメモリの仲介役で
メインメモリよりもはるかに
高速に処理できます
なので、
よく使うデータを
メインメモリからキャッシュメモリに渡して
CPUは高速に処理できるキャッシュメモリと
データのやり取りを行なっています
だから高速に処理できるってわけです
では、キャッシュメモリの容量を
もっと大きくしたらいいじゃん!
と言いたくなりますが、
キャッシュメモリは
消費電力が大きく、熱くなるため
容量をあまり大きくできません
なので
1次キャッシュメモリ
2次キャッシュメモリなどと
少容量で複数のキャッシュメモリをうまく使っています
どういうことかというと
マルチタスク(複数のアプリを同時に行う)で作業をしていると
その分メモリも多く使われます
そうなると
まず、1次キャッシュメモリを参照して
なければ、次に
2次キャッシュメモリも参照します
なければ
3次キャッシュメモリを参照
それでもなければ
メインメモリを参照して1次キャッシュメモリへ
という具合です
なので
マルチタスク(複数のアプリを同時に行う)で作業をしていると
遅くなってしまうんですね
逆に言うと
この辺(メインメモリとCPUとキャッシュメモリの容量)を強化すると高速にデータ処理できると言うことが言えます
ただ、
画像処理はまたちょっと違うんですね
次回、グラフィックボードやGPUについて
お話ししたいと思います