自分たちのサッカー(笑)

今年の流行語大賞にノミネートされること間違いなし。


私もまぁ、サッカーファンというよりかは日本代表ファンのニワカなので(苦笑)

偉そうなことは言えませんが、

このブログでもずっと

念仏のように選手たちが唱える「自分たちのサッカー」ってなんや?

攻撃的サッカー? いいけどアンカー置けや!

南アの戦い方の何が悪いねん?

と述べてきました。


あのオランダやベルギーでさえ、

「俺たちはW杯で美しいサッカーをしに来たわけではない。勝つサッカーをしに来たのだ!」

って言っています。

なのに、なぜ日本はそうじゃないの?


今思うと、ターニングポイントは親善試合オランダ戦の2点目。

ザックジャパン最高のゴールシーンとも言われるアレなんですが、

あのときザック監督は喜ばずに足で地面を蹴っていましたよね?

なんでやろ?

とずっと思っていたんですが、

ザック監督の攻撃のロジックではなかったんでしょうね。

手数の少ない縦への早い速攻ではなかったし。

ともかく、あれから親善試合におけるザックジャパンの

(親善試合における見かけ上の)快進撃が始まったと同時に、

(一部の)選手たちに驕りや勘違いが始まったのかもしれません。

もし、監督と選手たちの溝があったとすれば、

ここから埋まることがなくなっていったんでしょう。


いったい、日本代表は何が悪かったのでしょう?

プロの目からすれば、あきらかにコンディション調整の失敗があったようです。

そして、ザック監督も指摘していた、メンタル。

そう、あの初戦の選手たちのビビりです。

スタッフたちの力不足だったことは否定できません。

これはW杯での経験だけがモノをいうのか?

クソ岡田はここを見事にうまくやりました。

W杯2回目だからか?

それだけじゃないだろう。

日本人の特性やメンタルをよく理解していたからだろう。


やっぱ、本田選手の存在が大きい。

香川選手も含め、海外組が多いってのも、結局それが仇となった。

本田選手の強烈なメンタルが異質なのに、

いくら海外組といっても日本人は日本人である。

いくら本田・長友選手が他の選手たちを引っ張ろうとしても

無理だろう。

ちゃんと監督やスタッフが選手たちのコンディションやメンタル調整を

リードすべきだった。

ここら辺を読み違えていたことが大きいと思う。

しかも海外組っていっても皆欧州組。

今回は南米開催ですぜ?

しかも同じくブラジルで開催されたコンフェデで惨敗。

この結果を何も生かされていなかった。

結局、この惨敗から何も進歩していなかった。

まぁ、私もオランダ戦以降の親善試合の成績には

ニワカまるだしで喜んでいたんですけどね (*´ω`*)


カストロールやWhoscoredなどのスタッツによる選手のスコアランキングでも

本田選手だけがダントツ良い。あとウッチー。

長友、香川選手など、下の下。

皮肉である。

つまり、世界は「ホンダ一人だけが良かった」と評価する。

ホンダ一人良くてもチームは惨敗ってのが結果。

つまり、

今回の日本代表はザックジャパンでもなく、

ホンダジャパンでもなかったのだ!


監督が外人でも、選手の中に日本人離れしたヤツがいても

日本代表はチーム日本なのだ!

ザック監督は優しいから、日本に合わせすぎた

とも言えるし、

日本に飲み込まれてしまったとも言えるし、

逆に、本田選手によって勘違いしてしまった、

或いは投げた、制御できなくなった

てのもある。


本田選手も流石にしょげて、今までのアプローチは間違っていて

これからは一からやり直すって言ってますけど、

少なくとも本田選手のミランでの立場は微妙なままだし、

香川選手なんて、代表10番は当然返上だし、

それ以前に、マンUで非常にヤバイ。

いったいどうなるんだろう?日本代表は。

少なくとも、今後、本田ジャパンや香川ジャパンは有り得ない。

メンバー固定して、遠藤選手や今野選手など使いまくり

次世代の選手が育っていない。

今野選手は大丈夫か?っつーくらい落ち込んでるし、

腹立つのは、相変わらず遠藤選手が飄々としている。

しかもまだ代表に選ばれたいって?

最年長で一番経験あるのだから、もう少し責任感じて欲しい。


これからの日本代表の進むべき道が

私にはちょっと見えない、わからないっすね。

私自身わからないのはどーでもいいんです。

とにかく、良くなって欲しいですね。