あらあらあら

私の予想では意地でドローか?でしたが

メキシコ相手に完敗でした。

チチャリートにあわやハットトリック決められるところでした。

片や、香川選手は不発。さぞ悔しかったと思います。

スタメンは最小限の3人入れ替え。

そのサブたちが全然ダメ。

途中出場の憲剛選手は良かった。

そしてやはり、選手たちは疲れを隠せず、長友選手に至っては途中離脱。

心配です。

あんなにバテバテのホンダ選手は交代させられず、本当にこのチームは

ホンダ選手依存であることが改めて浮き彫りに。

そんな中、ザキオカ選手の素晴らしいさが際立ちました。

みんな苦しい時に役に立つ男、ザキオカ。

勝ち点
ブラジル    9
イタリア     6
メキシコ    3
日 本       0

と、世界の大方の予想通りに終わってしまいました。

世界はたいして驚かず、逆に日本人が一番驚いたのではないかな?


結局、

以前より指摘され続けているように

「対アジア仕様」では強豪国に通用しなかった、ということでしょう。

ホンダ選手、香川選手、他の海外組がいても

チームのスタメン固定して「対アジア仕様」を磨いても

強豪国相手には歯が立たちませんでした。

さて、

これからザックさんはどうやって対強豪国仕様にもっていくのか

注目されますね。

今のスタメンとフォーメーションを継続して磨く、って方向なら

ダメです。

勇気を持って大掛かりな変更をしなければいけません。

しかし、アジアトップの日本の監督と選手たちが

今から大きな転換を受け入れられるでしょうか?


完成されつつある前田、岡崎、香川、ホンダの攻撃陣からひとり割いて

守備にまわす必要があります。

日本代表の魅力になりつつある攻撃を我慢してでも

守備偏重へと切り替える必要があります。

私の意見は、

① トゥーリオを呼ぶ、絶対

② アンカーを置く(阿部か今野)、絶対

③ SBの攻撃参加を重視しすぎない、大事

④ カウンターサッカーはカッコ悪くない、絶対

⑤ ホンダ、香川、岡崎、長友、内田、長谷部は合格、当然

⑥ 安定した守備の構築、サブでもレベルダウンさせない、重要

⑦ 攻撃にはどんどん若手を呼んで競争させる、そして調子の良い選手をスタメン


これらは決して退化ではありません。

日本は勘違いして急ぎすぎているだけです。

だから試合中、まったく余裕がない。

いっぱいいっぱい。

日本代表選手の「個」は確実に進歩していますが、アジアの中の大将です。

チームとして進歩するためには、安定した守備の構築が必要です。

攻撃はそれこそ、その時その時の「旬」と「運」です。

日本にいきなり「スーパーなFW」は出てきませんし、

いきなり強豪国の戦い方が出来るわけないです。

安定した守備陣の構築ならできます。


今まで日本が目指してきた「スマートな攻撃」を捨てましょう。

アジアでは通用してきました。

強豪国相手に「自分たちのサッカー云々」「惜しい場面があった、チャンスは作れた」

はもう結構です。時間切れ。

もうW杯まで完成は無理です。まだ早いってことです。

安定した守備を日本代表が伝統的に完成・継続したあとに

スマートな攻撃を構築しましょう。

次次世代くらいかな?

それまでボランチやDFを育てましょう。


今回はもう遅い。

トゥーリオを呼ばないと、ダメじゃ。

彼が一番「ブラジル」W杯における強いインテンシティ(気合い)

を持っているのは明白です。

もう技術を超えたメンタルでいかんと、間に合わんです。


あー、でもザック監督や日本サッカー協会は、このままを継続するだろうなぁ。

もう余裕のない日本代表は観たくないなぁ。

守備力が安定すれば絶対、先が開けるって。

そう思うんだけどなぁ。