ボディをがらっと変更して、確かに音は向上しました。

一応成功です。

しかし、

これは糞みたいなボディを取っ替えた結果です。

今回の用意したアッシュボディは、たぶんかなりイイはずだから

当然といえば当然。

まぁ、下手な塗装の影響抜きにして、

お値段的にもピース数的にも重量的にも悪くないはず。


でもアメスペの音質には遠く及びません。

まず、生鳴りが弱い。アメスペの半分位?

生音もクリーン出音も奥行きがない、張りが足りない。

たぶん、SSL-1は倍音をよく拾うから音が良いんでしょうが、

生音に倍音成分が少ない、あるいは質が悪い、雑音が多いからでしょう。


ここまでがメキシコスタンダードのネックのレベルか?限界か?

と残念に思っていたところ、

チョーキングやチューニング時にナットからピキピキ音が出始めました。


フェンダーの公式サイトによると、メキシコスタンダードのナットは

人工牛骨になっていますが、

どうみてもプラスチックです。

アメスペはボーンナットのように見えます。


やれやれ、ナットも糞だから音が悪いのもあるかなってことで、

ナットを外してみてビックリ!

241Rのナット溝に、どうみても184R用のナットがポン付けされていました

ナットを指板の上に置くと、アールが違うので隙間ができます。

ナットを削った、つまり調整した形跡はありません。バリもそのまま。

ナットの厚さは、ナット溝の幅よりかなり厚く、このせいでギチギチに入っていました。

接着剤も使用してなかったようです。

たぶん、184Rのストラト用のナットを無理やり付けただけのようです。


そりゃダメだわ・・・

鳴りや音が悪いのは当たり前じゃんか!

そういや、3弦5フレットのハーモニクス音が結構うねっていました。

ネックの材質云々のレベル以下ですね・・・やれやれ