さて、いよいよ下地作りの本番、サンディングシーラーです。

これで平面出しするので、この段階でしっかり時間をかけてやる必要があります。


その前に、取っ手をつけます。

適当な木っ端をネックジョイントにビス留めします。

本当は重要なネックジョイント部に余計な穴を開けたくないんですが

いろいろ考えても他に方法がないので仕方なく。

ていうか、メキシコスタンダードストラトのネックジョイントには

たくさん余計な穴がありましたので

OKとします。

 

この木っ端は角が取れているので握りやすい。これ重要。

そして先端にはドリルで穴を開けてカラビナを通しておきました。

おっと、取っ手を付ける前にネックジョイント部は

マスキングテープでマスクしておきます。



では、始めましょう。

使用したサンディングシーラーは水性のウレタンで刷毛塗りです。

よく混ぜてから塗ります。

なんか蝋の様です。結構臭い。

導管や年輪の段差をこれで完全に埋めねばならならいので、ガンガン塗ります。

これまた数十分で乾きます。

だから新聞紙の上で、裏表を順に塗ることができますが

サイドは取っ手を握りながら宙で塗ります。

その後、ギタースタンドに吊るして乾燥。

シーラー
 
筆塗りなので、このようにタレもできました。

でも削るのでOK。

数時間乾かしてから

#200~300くらいのサンドペーパーを当てると削れる削れる!

ていうか、これまたものすごい粉が舞い上がります!

外か、掃除機で吸いながらやらないと、とんでもないことに!


私は掃除機で吸いながらやりました。

どんどん白い粉が出てきますが、正直どこまで削っていいのやら

わかりません。

適当に削って、また塗る、そして乾かして削るを、一週間くらいかけて4回繰り返しました。

また、大きな段差にはスポット塗りを加えています。

シーラー 
 シーラー 
 
こんなもんすかね?

仕上げに#600のサンドペーパーを当てています。

#600でも結構削れます。結構ツルツルになりました。

それほどサンディングシーラーは柔らかいです。

そして、よく光の下でかざして、テカっている(削れていない=溝や凹み)部分がないか最終確認。これ大事。
 
では重さを測ってみましょう。

シーラー 
 
1764g(+79g)

あれ?かなり重くなったぞ?と思ったら

取っ手込みの重さです(笑)

取っ手の重さ測っときゃよかった