黄疸と同室サラの話 | 気まま日記inモントリオール

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2019年の春に4人家族になりました。
育児や海外生活など気ままに綴ってみたいと思います。

退院間際に行った1回目の黄疸テスト(光をあてるタイプ)が数値がやや高く…しかし2回目の血液検査では70%(100%だと青い光治療)と、数値的には高めながらも退院許可が出た。

同室の赤ちゃんは私よりも一日早い退院予定が、黄疸が強く、部屋で光治療していた。
これ、一晩中治療してるから、カーテンだけで区切られた部屋じゃ私の方まで部屋中ブルー光線ダダ漏れでホント寝れなかった。

結局その赤ちゃんは私が退院する日の朝も治療の為に延泊を言い渡されてて…治療3日目突入…滝汗2日間の治療じゃ黄疸の数値があまり下がらなかったみたい。

病院から身動き取れない赤ちゃんのママ(サラ)…可哀想…

このサラの母が聖メリーの看護師らしく、朝から夜中まで、勤務中に抜け出して娘の為にマッサージ(授乳で肩こる)、食べ物持って来たり、薬を持って来たり…etc.手厚い支援を受けてた。
私なんか解熱剤一つ貰うのに8時間くらい待たされたのに!

さらに旦那さん(ジョー)は、初日から泊まりがけでサラに付きっきりで赤ちゃんとサラのお世話。夜中だろうが明け方だろうがサラがお腹空いたらマクドナルドまで歩いて買いに行く甲斐甲斐しさ。

まさに女王様ゲロー


で、黄疸で延泊…

ジョーが”今夜は家に帰っていいかな?”って聞いたら、サラなんて言ったと思う?!

“誰が赤ちゃんのオムツ替えるの?あなたオムツ当番でしょう?それに私がおなかすいた時、誰が食べ物買って来てくれるわけ?一人で病院にいるのも暇なのよ、だから帰るのはダメよ”

ジョー”……”

カナダ人妻こえぇー!
ジョー、アンタ不憫過ぎるわ。


私なんか家族みんなが風邪で全滅中で、旦那が来たのは二回。しかも30分いたか?ってレベル。
旦那親戚一同も来てくれたけど、同室の見舞客の多さに圧倒されてすぐ帰っていった笑。

そうそう、サラはとにかく見舞客も多かったチーン
平均ひとグループ7人が、ほぼ毎日、5グループくらい来る。同じ人がグループ変えて何回も来る笑。さらに何時間も滞在。

サラ母の看護師仲間(これがとにかく多かった)、サラ父の仕事仲間、サラの仕事仲間や友達、サラの兄弟、ジョーの親戚、近所の人などなど。

見舞客が居ない時間が無かったくらい。

同室のカーテンのみで仕切られた私はホントに落ち着かなかったわームキー


だから、黄疸延泊じゃなくて本当に良かった。



そうそう、空気読まないイケメン研修医は夜、私の問診に来た際、同室の光治療から漏れる青い光を見て私に
“このブルーライト、めっちゃ綺麗でイケてるなー!よく寝れるんじゃない?
俺も部屋にこういうやつ付けようか考え中なんだよねー笑”
って大声で笑。

サラにもジョーにも聞こえてるし、二人の気持ちを考えると肯定も否定も出来ない事を振ってくるイケメン研修医!

ライトは確かに綺麗だけど、サラ達は黄疸治療で泣く泣く延泊中だし、一晩中青い光で眩しい私は寝れないし。


イケメン研修医、来月から小児科研修らしい…滝汗