悪夢の週末① ケベックの幼稚園について | 気まま日記inモントリオール

気まま日記inモントリオール

2019年の春に4人家族になりました。
育児や海外生活など気ままに綴ってみたいと思います。

こちらの幼稚園はだいたい小学校に併設されていて、幼稚園からそのままエスカレーター式に小学校へ入学することが多い。

そしてケベックと言えばフランス語がメインの州。しかしもちろん英語系の人もいるので、学校も2種類に分かれている。

1、CSDM(Commission scolaire de Montréal)フランス語系の学区事務所

2、EMSB(English Montreal School Board)英語系の学区事務所


ここで、普通ならどちらでも選べそうなもんだけど、ケベックはフランス語大好き州だから笑、大抵の家庭はフランス語系の学校を選ばないといけない。
例えばアメリカからの移民でバリバリ英語系の両親でフランス語ゼロでもフランス語系学校なのである…。

英語系の学校に入学させるには条件がある。


①親のどちらかがケベック生まれであれば、ケベックの英語系の学校を卒業してること。登録番号提示義務アリ。

②カナダにビジネスでの短期滞在予定
※詳しくは分からないので、気になる方は調べてください笑

③親のどちらかがカナダ国籍で他州の公立学校を過去に卒業している(これは旦那がそうなんじゃないかって言うだけで、本当か不明笑)



旦那一族はコテコテの英語系で①に該当するため、うちの息子は英語系の幼稚園に申し込める。


しかしここで問題発生。


うちの地区は英語が強いエリアではあるけど、移民の人たちも多い。
周りにフランス語系の学校はあるが、英語系はたった二校。正確には三校。

(1)学校A
スクールゾーンもスクールバスもない、しかし科学と数学に力を入れているモントリオール屈指の超人気公立校。高校もある。

入学申し込みに、親が三日前から並ぶ。
二月初旬のマイナス15の極寒に外で徹夜キャンプ、しかも三日間はかなりキツイ。
しかし親が頑張れるなら入れる価値有り。

(2)学校B
家から二番目に近い、こちらも大人気の公立学校。ギリギリ学区内のためスクールバス有り。去年より初めて親が申し込みのために前夜から並び始める。
宿題が無いという斬新なシステムにもかかわらず、生徒のレベルは落ちてないという成功した学校。
つわりのため、オープンハウスに行けず。

(3)学校C
家から一番近い公立学校で、人気なし笑。
たまたまオープンハウスに夫婦で行けたのだが、スクールゾーン内にもかかわらずウチからスクールバスは使えないと言われる雑な対応。(だから人気ないのか?)



Aに入学できたら一番いいのだけど、もちろん並ぶ時間も体力も(旦那には)ないので、Bに絞って頑張って前夜から並んでもらう事になった。
スクールバスの有る無しは、毎日の事には負担が全然違う!


さて、学校Bは去年、前夜から並び始めたというから、今年もそれくらい(日曜日の9時過ぎ)から行ったら良いかなと話しながら金曜の夜を過ごしていた。


しかし、寝る前に見たニュースで驚愕の事実を知る

→→→②へ