こんにちは。
ケイトミキです。

今日は家族でJR東京総合病院へ行きました。
泌尿器科の波多野先生は、穏やかで言葉を選びながら
慎重にお話しして下さる素敵な先生です。


息子、ko-chanの腎臓の腫瘍が今日の検査でもっとはっきりしまた。
6センチ以上の腫瘍も見つかりました。
5センチ、4センチ。。。

いくつもありました。

アフィニトールが効く事を信じています。

先生は
私たちに 結節性硬化症  (以下 TSC) のパンフレットを下さいました。
アメリカのノバルティスファーム株式会社で発行された小さい患者さん向けの日本語版パンフレットです。

{6207AF1C-DF18-4027-A7F9-4C13B6F3B949:01}


ko-chanに病気の事を話せないまま、
なんとなく、

「てんかんの発作があるから
お薬を飲もうね。」 

「顔のブツブツはニキビみたいなもので、でも、とってもまた生えてくるんだよ。」

「てんかんの発作のある人は、ちょっと手先の細かいことが苦手なんだよ。」



とか ごまかしながら、病気の説明をオブラートに包んで育ててきましたが、

いざ、高校受験と言う時に
担任の先生から 
養護学校を勧められました。

将来のために 養護学校を選択した方が良いかと思い
ある秋の日、家族で見学に行きました。

そこは新しくて環境の良い場所にあり、素晴らしい学校でしたが、
やっぱり、活気が少ないのです。
おとなしいというか。。。

野球少年だった息子は言いました。

「僕って障がい児なの?」

「悪気があって言うわけじゃないけど、僕はここへは入りたくないよ。
ここの人たちには申し訳ないけど、野球部がないから…」

この日、息子は自分が 「障がい児」 であることを知ったのでした。




今日、病院でその日の事を思い出し、ドクターに

「自殺しようかと思いましたよ。もう、乗り越えましたけど…」

と淡々と話していました。



学習障害児の傾向がある息子は 

こだわりが強いので、日によって、

天使君、悪魔君が顔をのぞかせます。
(TSCの子供さんをお持ちの方には 想像できると思いますが (笑))


人はそれぞれ個性があり、

ざっと見ても

髪の色、肌の色、身長の差、

魂の経験として、今回の人生は

自分とともにに成長する両親を選び

その国、環境、性別、容姿に生まれてきた。



と言うことです。


色んな葛藤がありながら

そう、それらを受け入れることから人生が開けてきます。

目に見えない何かが変わってきます。

今までと同じ景色、同じ人間関係なのに

自分のこころが変わり、見方が変わってきます。




でも、受け入れるということは

その前に


あきらめる

ゆだねる

と言うか…

何か見えない存在にひれ伏す



ことをしないと受け入れられないのです。


一旦

受け入れると、周りの状況が必然だったことに気づき

感謝の気持ちが湧いてくるのです。



一夕一朝にはたどり着けないかもしれませんが、

続けていればいつか変わり、たどり着くのです。


わたしは23年くらいかかって受け入れましたが…


長かった!


でも、その分、小さな幸せをたくさん感じることが出来るようになりました。


どんな、経験も無駄ではないということです。


だから、

不平不満は言わないようにしましょう。


私たちは、自分で自分を

満たされた気持ちにしてあげることが出来るのですよ。



「自分で」 ですよ。


きっと、うまくいく。

きっと、変われますよ。