これは 私が22歳くらいで
銀行で窓口の仕事をしていた時の話・・・![]()
窓口の周りには 機械がいっぱいです。
何故か 私はそれらをよく壊してしまい
上司も呆れていました・・・(-"-;A
あまりに よく壊すので
『ハカイ(破壊)ダー』
(若い人は ハカイダー知らないだろうね~)という
嬉しくないあだ名まで付けられる始末・・・(;´Д`)ノ
故障させたら
自分でメーカーに電話をして
修理に来てもらうのですが
どうも 支店ごとに担当が決まっているようで
いつも修理に来る人は 同じ人でした。
ちなみに 私の5期ぐらい上の先輩は
私と同じように 機械を故障させてしまって
修理の人に来てもらったところ
お互いに『一目惚れ』してしまい
すぐに恋に落ち、
親の猛反対を押し切って
その メーカーの人と結婚したそうな・・・
。
『修理に来た人と 運命の出会い・・・
』
なんか ドラマみたいで
素敵ですよね~(≧▽≦)
・・・で
私の場合・・・
修理に来た人は お気の毒に
若いのに 頭のてっぺんが
半端なく禿げていて ツルツル
・・・
(ごめんなさい。すみません。
どうか 本人がこの記事を
読んでいませんように・・・)
まるで・・・
カッパみたいなんです( ̄□ ̄;)!!!
もう いっそのこと 横の髪も
剃ってしまったほうがいいのに・・・ヽ(;´Д`)ノ
って 言いたくても言えませんでしたが・・・
でもね、すごく優しくて 物腰が上品で
実直そうで お顔自体は
かなりのイケメンなんです
!
ただ ちょっとシャイな感じで
どちらかと言うと 人と接するのが苦手・・・
ってタイプの方でした。
私の仕事が一段落して
壊した機械を 修理してくださっている
そのカッパ・・・いや、メーカーの人の
仕事振りを 横で拝見していたのですが
沈黙状態が耐えられない私・・・
修理の邪魔になるかもしれないのに
『壊してしまってごめんなさい』とか
『直すの 大変そうですか?』とか
とにかく 仕事を増やしてしまって
申し訳ない・・・という気持ちを
言葉で表現していたんです。
そのカッパ・・・いや、メーカーの人は
私の顔をまともに見てもくれず
「いえ これが 僕の仕事ですから」
って 修理しながら答えてくれるだけでした。
「それにしても 仕事とは言え
すごい技術ですね~」
「こんな 難しそうな機械を直す事が
出来るなんて 凄いですね!」
「私なんて 見ていて何もわからないのに
(当たり前・・・)
ほんと 尊敬しますよ~」
って なんとか思った事をそのまま口にしながら
沈黙状態にならないよう
ずっと しゃべっていました(;^_^A。
(よく 考えたら 壊した張本人とは言え
別に側に ずっと付いていなくても
良かったわけですよね??)
それからも
相変わらず 月1ペースくらいで
私は 機械を壊し、
その度に カッパ・・・いや、メーカーの人は
修理に来てくれました。
そんな ある日
いつものように 社員専用出入り口まで
お見送りをして
「いつも すみません
壊さないように これからはもっと気をつけます」
って 頭を下げたら
「いえ どんどん壊してもらっていいですよ
いつでも 修理に来ますから」
って 満面の笑顔・・・
(もしかしたら 修理に1回来るごとに
かなりの お手当てが付くのだろうか・・・)
私が 苦笑いしていると
カッパ・・・いや、メーカーの人が
初めて 私の顔をまっすぐに見つめて
「今度 鈴鹿へレースを見に行きませんか?」
って・・・仰ったんです!
シャイなカッパがですよ∑ヾ( ̄0 ̄;ノ!!!
いや すみません。ホントはカッパだなんて
思ってませんからね~(;´▽`A``
はっきり言って 超予想外だったので
さすがの私も しばし呆然・・・
でも レースとかは興味ないんで・・・
って 結局 お断りしたんです。
その数ヵ月後
また ハカイダーの本領を発揮してしまった私は
いつも通り 修理を依頼し、
いつも通り カッパさんが来てくれました。
お見送りする時に
ちょっと 外まで出てください・・・って
言われて
本当は 仕事中は1歩も外に出ては
行けないんだけど
守衛さんが ちょっとなら
待っててあげるからいいよ♪って言ってくれて
外に出たら 車から 大きな紙袋を出してきて
レースに一人で行って来て
これは 私へのお土産だとの事・・・
レース関連の Tシャツや 後は忘れましたけど
とにかく 色々 いただきました。
その人から 電話で交際を申し込まれたのは
その数日後でしたが
丁重にお断りしました。
いや
別にカッパだからじゃないですよ!
良い人過ぎたから 申し訳なくて・・・
どっちみち 私には本命彼氏がいたので
また 二股になっちゃいますしね・・・。
でも あんな人と結婚できたら
幸せになれるんだろうな~
って
つくづく思えるような 素敵な方でした。