お中元がまだ届いていた頃、夏と言えば水ようかん。
カルピスもあったか。
うちは飲兵衛がいないので、ビールセットなどはあまり届かなかった。
たまにビールとジュースのセットとかあったな。
カルピスは、普段飲むことの無いオレンジとかグレープがセットになっていて、楽しみでしかなかった。
ジュースも果汁100%の、小さい缶入りの奴がうれしかった。
残念なのが水ようかん。
ようかん自体食べないのに、味の薄まった水ようかんなんて、美味しくないだろ。
なんて思っていたが、四十を越えた辺りから、水ようかんが美味しいと思える様になった。
元々あんこが好きで、ようかんも嫌いではなかった。
しかし子供の味覚には、あっさりなんて何も響かねぇ。
水ようかんと言う字面も、水のイメージに引っ張られて、食べず嫌いになっていた。
じじいになってきて逆に、水ようかんの方があっさりして良いなと。
冷蔵庫で冷やした 薄い缶詰を、パカッと開いて食べるのも、すっかり夏の風物詩。
夏に食べたいひんやりスイーツは
ガリガリ君だな。