月日は百代の過客にして行きかふ年もまた旅人なり
と松尾芭蕉は詠みましたが、
二月は逃げ、三月はもう去ろうとしています。
永遠に続く時はあるのでしょうか?
奥の細道に書かれたこの詩、東北の人たちにはこの一年の思いが籠っているようですが・・・
過日ある紙面で見つけた表題の「前を向くカレンダー」俳優の渡辺謙氏が主宰する東北応援プロジェクトの一つです。
このカレンダーは震災から一年たった3月12日から始まります。
このカレンダーには復興へ向かう被災した人たち、それを応援する人たちの思いが詰まっています。
今日の一言は
「少しだけ止まる」と書いて「歩む」と読むんだな
このプロジェクト「Kizuna311」に寄せられた、神奈川県の高校2年生の応援の言葉です。
思春期の同じ世代の息子を持つ父親として、立派としか言いようがありませんでした。
自分さえ迷子になりそうなこの時期の青年が、他人に光を与えた言葉ではないでしょうか!
高校球児に見られるように、東北の同世代の皆は、明日を信じて自分たちが未来を築こうと頑張っています。
1・17に私はいまだに頑張ってる当時の小学生の話をしました。
生き延びた人たちが、志半ばにあの世へ召された人たち思って頑張る事は、素晴らしいことだと思いますが
でも、松尾芭蕉の言うように月日は永遠のもの
「たまには少しだけ止まってもいいんだよ」
それがまた明日の歩みになるんだから
そう彼は言いたいのだと思いました。
その彼に一度会ってみたいとも思いました。
もう少しすれば東北にも桜の季節が来ます。
満開の桜を生きてる人も亡くなった人たちとひとつになって楽しんであげてください。
そうすれば新しい一歩がまた始まると思います。そう信じたいと思います。
「前を向くカレンダー」を見て感じた一年目の3月です。
