住み慣れた自宅で家族とともに共に暮らすのが良い。というのは誰しも思うことだが、いざ独りになったり、身体的に不自由になり「自立」ができなくなると、自宅での生活は訪問介護などを利用しても無理なことが多いのが現実ではないでしょうか。
私の祖母の場合は、加齢により足腰が不自由になり、寝たきりにならないようにと「要支援」の認定をうけ、初めは週1回のデイサービスに通うようになりました。
しかし、その後自宅で転倒し、大腿骨を骨折。
手術、入院をしリハビリをしたが、自立で排泄、入浴が困難となったため家族、親戚とも話し合い、自宅での生活は無理と判断し、「要介護」認定をうけ、それからは一度も自宅に帰ってくることもなく施設へ入所となりました。
このように、「介護」は骨折などの突然の入院をきっかけに始まることも多い。
そうなれば思ってもない介護生活へ突入してしまうのです。
突然に介護生活を余儀なくされてしまうと、家族は施設を探し回ったり、金銭的な問題が次々とでてきます。
仕事をしながらこれらの手続きや施設探しをしようとすると、アタフタしてしまいます。
通帳や保険証の保管場所も分からないことも多く、私の祖母も、金銭管理や保険に関しては自分でずっとしていたため、どこにしまってあるのかが分からずに苦労しました。
親や祖父母が元気なうちから「介護の話」をしようとすると気がひけるところもありますが、自分たちがアタフタしないですむようにも、前もって健康保険証はどこにあるのか、通帳はどこに直しているのか、など話し合っておく必要性はあると感じます。