変化が大きな時代を迎えている中で、新たな市場を創り出すチャンスはたくさん転がっている。どんなチャンスを狙うのか、これが新しい市場を形成し事業展開をする醍醐味でもある。

 

 新たな市場を創るためのチャレンジをする時に大切なことは、その狙った市場においてたとえ規模は小さくてもシェア(存在価値)が残せないと、その先の事業拡大にはつながらないことです。ニッチでも良いので、顧客に認めてもらえる何かを掴めれば、それを次の起点ととして事業拡大はできる。でも、存在価値を認めてもらえないと、同じことを考えている競合から出遅れてレッドオーシャンでの戦いを強いられることになる。

 

 それに近い一例として、過去にも取り上げていました。

 

 

技術革新のスピード

 

 同じような話は、日本の「ガラケー」でも起きたし、EV化の流れの中で日本自動車工業会やT社の発言を聞いていると既に起きてしまっているように感じるのは、私だけではないだろう。

 

 新たな市場を創る上で、もうひとつ大切なことは、市場が要求しているタイミングに合わせて提供できるスピードです。誰も真似できない存在価値を有しているならまだしも、情報化社会ゆえに代替する製品やサービスは、あっという間に出てくる時代でもある。そうであれば、自前主義を辞めて、強みを活かした提携や買収などを積極的に行うことで、スピードを確保しないとならない。多少痛みを伴ってでも、明るい未来に向けて歩みを進めることは、どんな時代であっても同じなんだろうと思う。

 

 

 今、取り組んでいるアイデア(仮説)の顧客(市場)に対する存在価値は何か?

競合に追いつかれないだけのスピードをどう確保するのか?

 

今週も、明るく、楽しく、元気よく、そしてご安全に♫