こんにちは!ニコニコ

スマートトレーニー(smart trainee)です!



今回は筋トレとスポーツに対する考え方についてシェアします。




先日こんなページが目に留まりました。


イチロー選手はその人にとって崩してはいけないバランスがあるからウエイトトレーニングをするべきではないという主張。

ダルビッシュ選手はフィジカルの強い相手に対抗するためには、自分自身の出力を上げるべき、そのためトレーニングをすることは必須だという主張。
野球という種目において、この2人は日本人の中で飛び抜けた存在ですが面白いくらい考え方が違いますね。

さて、一般的にウエイトトレーニングというのはスポーツ界において否定する人がなぜか沢山います。

よく言われるのは怪我をするということですよね。

今日はこのことに対する私なりの見解を述べます。



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ウエイトトレーニングが何故否定されるのか、それはウエイトトレーニングをすることによって、何を得たいのかの目的を見失ってしまう人が多いからです。

野球界では昔その典型的な選手がいました。




清原和博選手です。

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(今でも私の好きな選手です。)

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(写真:google検索結果より引用)


ウエイトトレーニングによって体重が増えれば当然、膝などへの負担が物理的に大きくなります。
(これは否定できません。必然です)

清原選手は本格的な肉体改造を1999年から開始し、その成果もあり2001年には5番打者として121打点という素晴らしい成績を残しました。

しかし、体重増加により下半身への負担が増え、肉離れや膝半月板の損傷など連鎖的な故障もあり、規定打席に到達したのは1999年以降では2001年のみでした。

巨人退団直前には、体重を減量し走法や重心を修正するなど、現在は一般にも知られるような科学的トレーニングも取り入れていたらしいですが、この頃には守備や走塁の能力はかなり落ちていました。(文章、一部まとめNAVERより引用)

私が思うに、これはパフォーマンスを上げることを目的として始めたウエイトトレーニングが、
パフォーマンスを上げるためではなくウエイトトレーニングで筋肉をつけることが目的になってしまった例だと思います。

つまり、彼の場合は筋肉だけでなく大きく見られたいという見栄もつけてしまっていたんだと思います。



筋肉をつけることはたしかに出力を上げます。
しかし、その大きくなった力をコントロールする能力も同時につけなくてはいけません。



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皆さん、マリオカートはやったことありますか?(突然)

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(画像:google検索結果より引用)



筋肉をつけることによってマリオカートで言うところのスピードが上がります。
しかし、筋肉(スピード)がつけば重さも上がるため曲がりやすさなどの能力は下がることが一般的なはずです。

これがイチロー選手の言っていたことです。
特にスポーツにおいてはこのコントロールというのはとても繊細な問題です。
イチロー選手は筋肉をつけ、重さが上がれば今までコントロールしていた感覚の身体と変わってしまいパフォーマンスが狂うと考えていると思います。
そのためにイチロー選手は身体の重さは変えずに出力のみを大きくすることを考えました。
それが初動負荷理論に基づいたトレーニングです。
初動負荷理論についてはまた、今後のブログでシェアします。





しかし、私はダルビッシュ選手の意見のほうが理想だと思います。
ダルビッシュ選手はコントロールする能力が同じならより大きな筋肉で、より出力の大きいほうが勝つということを言ってると思います。



マリオカートなら多少コントロールしづらくても、本当のベストタイムを出せるのはスピードの速いキャラクターですよね。


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まあ、イチロー選手とダルビッシュ選手の主張のどっちに賛成するかは好みの問題ですね。
ダウンサイジングエンジン(イチロー選手)とツインターボエンジン(ダルビッシュ選手)のどっちが正しいエンジンの在り方かなんて車好きに聞いたら答えなんて出ないでしょうし。キョロキョロ

少なくとも言えることはトレーニングをする際は何のために行っているのかは見失わないことが大切です。

そこはイチロー選手、ダルビッシュ選手どちらの選手も実現していますね。(もう、凄すぎてわけわからないくらいに)



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筋トレ反対派の人の中に、筋トレをすることによって身体が硬くなったら、動くづらくなったと主張する人をたまに見ます。

たしかに、筋トレによって筋肉がものすごく大きくなれば肩関節なんかは動きを阻害することはあります。

しかし、そのレベルまで筋肉をつけている人はごくごく僅かです。

大抵の人は、身体のバランスが悪いか(アライメント不良)、ストレッチ不足か、思い込みです。



    
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皆さん、スポーツも筋トレもしているという方はぜひ、パフォーマンスをあげるという目的を見失わずにトレーニングに励んでください。

一緒に頑張りましょう爆笑

では、また。