せいちゃんのお父さんが

前立腺ガンだと知ったのは

去年の6月頃だっただろうか。




そう。せいちゃんがいなくなる前のことだ。




手術をするか放射線治療をするか

まだ迷っていたっけ。




結局、放射線治療を選んで

数値も良くなり順調に回復に向かっていた。




そこに、息子の訃報。




おとうさんの病気はみるみる悪くなっていく。




当たり前だよね。

我が息子だもん。




普通の体でも

半分もぎ取られるような感覚になると思う。




息子の死が弱くなった体に

どれだけダメージを与えたか計り知れない。




それでも、今年に入って5月に会いに行ったときは

元気そうだった。




顔はむくんでいたけどね。




たぶん薬の副作用なのかな?




お父さんは

「体調どうですか?」と聞かれるのが

一番嫌みたい。




だから、電話で話すときは

体のことには触れずに

しょーもないことを言って笑いあってるの。




今日は桃が届いたから桃

(私が果物の中で一番の好物が桃だと知った

おとうさんとおかあさんが木を一本買いして

毎年送ってくれている)




お礼の電話をしたらお父さんが出て




「ハロー!!ななみちゃん元気かい?」




だって!

お茶目すぎて笑っちゃった!




笑いながら嬉しくて涙でそうになっちゃった。




というのも、ここのところ2週間位

こっちからも向こうからも音信不通で

お話ししていなかったから。




なんとなく嫌な予感がしていて

電話するのを避けていたの。




そしたらやっぱり・・・。

2週間まるまる入院していたんだって。




心配すると思って言わなかったんだろうね。




今は退院して家に居るらしいんだけど

また近々入院するから

一周忌には出られないとのこと。




電話では「ハロー!」なんておどけてたけど

おかあさんに聞いたら

だいぶ痛みが出てきてるみたい。




病院にいれば痛いときすぐに先生を呼べるから

安心なのだそう。




もう・・・・。

悔しくて悔しくて・・・。




これを書いてる今も涙が止まらない。




なんでこう次々と大事な人が

不幸な目に遭うのだろう。




(・・・って、こんなセリフ一番言いたくなかったのだけど

今日だけ許してね・・・)




もし、本当に神様や仏様がいるなら

もうこれ以上大切な人を連れて行かないで!!




人にはいつか死が訪れるのは

分かってる。




でも、せめて!

痛みを与えないでください!




無差別に人を殺した人とかなら

どうぞどうぞ痛みをたくさん与えてあげてください!




でも、おとうさんは真面目に真面目に

生きてきた。

なにも悪いことはしていない。




そんな人が苦しんで死んでしまうとしたら

なんて理不尽なことだろう。




絶対絶対治ってほしい・・・。

あの笑顔をいつまでも見ていたいよしょぼん




私には祈ることしかできないのだろうか。












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