2019 キャンプ初め | ヒゲメンオヤジの『子育てキャンプ日記』!?

ヒゲメンオヤジの『子育てキャンプ日記』!?

キャンプ初心者の自己満足&子育て記録です

明けましておめでとうございます。
2019年の始まりはキャンプから。
ふもとっぱらでのソロキャンプ。
ふもとっぱらからのメールでは、氷点下10℃くらいになるとのこと。
万全の防寒対策をしていざ出発❗

こんなに寒い時期なのに結構な混みよう。
インスタで見たことのあるお洒落な人もいた。
ソロでテントもちっこいのでちょっと気後れして人が少ないエリアへ逃げる。

最初はテントだけでいいかと思ったが本当に寂しい風景になるので、お試しにテンマクデザインの陣幕も設営。
ふもとは強風が吹くと有名なのでいい風避けになるかな。
今回のこのレイアウトはなかなか動きやすかった。ユニフレームの焚き火台は、今回は本当に焚き火のみの使用。
調理は手作りストーブにて。
手作りストーブはいつもは小さい薪をバンバン燃やしているが、今回は炭を燃やす。薪より安定した火が長く続くから炊飯には丁度良い。

ちなみにテントはビジョンピークスのランドライト。1~2人用だけど実質的に1人用。
今回の寒さ対策の筆頭はこちら❗
mont-bell(モンベル)の寝袋 バローバッグ#1
初めてのマミー型寝袋。
コンフォート温度 -3℃
リミット温度 -9℃
リスク温度 -27℃
という優れもの。
ただ、-10℃ではリミット温度を下回るので以下の追加装備。

掛け布団的な寝袋1枚
湯たんぽ
貼るほっかいろ
石油ストーブ(レインボーストーブ)

ダウンのルームシューズも用意したが、こちらは狭いテントでは使う機会がなかった。

16:30ころから気温はグッと下がる。
焚き火ついでに焼き芋を作るために、さつまいもを濡れ新聞紙、アルミ箔でくるんで焚き火に突っ込む。40~50分くらいでこの状態。芯がまだ固かったけど回りは美味しかった。
日が落ちた直後からオリオン座がはっきりと浮かび上がる。この光景は自宅じゃ見られない。

寒いので調理中も焚き火は欠かせない。
細めの薪を多く用意したので燃え尽きるのも早いから焚き火の世話も忙しい。
予想以上に薪の消費が早いので翌朝に使う分も考慮して20:00頃には薪の追加投入を終了。
この時間ですでに地面が凍り始めている‼
普段なら熾火でも暖まるけれど、今回は熾火では足りない。早めに燃えかすを水に入れて消火してテントへ。
テントの前室にはレインボーストーブ。テント内はほどほどに暖かい。
今回は一酸化炭素警報器を導入。ただ、調子が悪くあてにならない。通常の屋外で44ppm。そんな馬鹿な。かなり換気をしながら使用。

就寝中にピピーっと警報音。数値は55ppm。
本当だったらまずいが、おそらく11か?念のためストーブを止めて窓を全部閉めて再び就寝。

ふもとっぱらの最低気温は6:30~7:00頃。
早朝の冷え込みは相当なものだが、寝袋にしっかり入っている限りは「ちょっと寒いけど寝られるな」くらい。でも何かしようと思って寝袋から顔を出したり腕を出したりするだけで凄まじい寒さに襲われる。
尿意をもよおし、仕方なく服を着こんで外に出る。
素晴らしい富士山のシルエット、金星を従えた三日月。そして驚くべきはこの霜。ライトをあてると地面も車もダイヤモンドダストのようにキラキラ光る。
息を吐けばエルサの魔法のように氷柱が出来そうな白さだし、トイレで用をたせばお湯が沸いたかのような勢いで湯気が出る。
よく考えたら人生で一番の寒さかも。スキー場でもこんなに寒いって思ったことないし。
薪の燃えかすを入れた水バケツの水がガチガチに凍ってて、足でガンガン踏みつけてもびくともしない。完全に天然冷凍庫状態。
そんな寒さのなか日の出を迎え、これが私にとっては初日の出。
バタートースト旨かった。

朝方は時折強い風がふいたため、手作りストーブでの焚き火は早々に切り上げて、テント前室にてレインボーストーブで暖まる。
ちなみに陣幕は風向きが逆になると、当然ながら倒れやすくなる。朝は昨夜と風向きが変わったので早々に撤去。
期限切れのさんまの缶詰は直で温めて食べた。これは楽で旨い。キャンプ飯にはもってこいだ。
日が射して徐々に気温が上がり、氷も溶けていく。少しずつ撤収を進め、だらだらと2時間くらいかけて撤収完了。

最高の景色と焚き火で楽しめた今回の正月キャンプ。
でもこれだけの寒さのなかだと友達と喋りながら焚き火を囲んだり、準備や片付けをした方が楽しめそうだ。