日本は、先進国で国土面積における森林率で、世界2位というから、実は驚いています。よく調べてみると、林業が立ち行かなくなったという苦しい背景がありました。

 

上は最新の先進国における森林率、右は消失した森の様子です

 

確かに、宅地造成やゴルフ場建設で、日本も一時期、国有林や木の伐採が続いていました。問題の根っ子にあるのは、植林後、木そのものが太くなり、生かされていない、つまり林業の衰退にあるという事情があるからです❗️

 

世界の森林面積は消失しているという事実 

 

いつもの世界地図を見て下さい。森林面積の多い国を示しています。面積そのものは、大国に劣っていることが分かります。

 

 

次の図は、3000年前と現在を比較した森林の状況を示しています。この図では、日本も殆ど原生林が国土を占めていました。

 

 

 

  森林破壊と森林増加

 

下の表を見ていただくと世界一森林破壊が進んでいるのが、南米大陸最大の国ブラジルです。豊かなアマゾンの恵みと豊かな生態系を誇るこの国で、何が起こっているのでしょう!森の豊かさと人口増加傾向で、宅地造成が急がれ、森林伐採が行われていることも確かでしょう。加えて、温暖化の影響で、カリフォルニア州やオーストラリアで広範囲で森林火災が発生したことも最近の事でした。

 

 

 

中国は逆に森林増加に転じています。タクマラカン砂漠による黄砂の発生を抑える必要性に気付いたのでしょう。パンダ保護区を作り、竹林を維持するなど自然保護に取り組んでいる様です。

 

 

深い森の緑に抱かれ、という歌詞がありました。森は二酸化炭素を吸収し、光合成をおこしてくれます。これもまた地球温暖化を防ぐ手段です。大切な森を守る事は、僕らの子供たちに恵みを与えてくれると僕は思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

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