日本を代表するスターだった美空ひばりさんの命日が、6月24日でした。享年52才、若すぎる逝去でした。早いもので、もう35年の歳月が流れてしまいました。歌は永遠とは言え、もう生で彼女の歌声が聞けないことに変わりはありません。僕の気まぐれ虫が、また音楽ネタに走りたがっています💦

 

僕の母は、美空ひばりと島倉千代子さんだけは、好きだったと思います。特に、美空ひばりさんを子供時代から見てきた事もあり、不出生の天才歌手を良く観ていたと思います。日本語を正しく伝える力が素晴らしいといつも褒めていました。確かに、美空ひばりさんの曲のどれもが、歌詞がきちんと聞き取れるのです。

 

例えば、お祭りマンボの様な、テンポが速い曲ですら、歌詞のひとこと一言が聞き取れるのです。最近の曲の多くは、何を言っているのか分からないことが多々あります。こういうアップテンポの曲も上手く歌われていました♫

 

 

次の曲は、名曲中の名曲みだれ髪です。こういう歌を聞かせてくれる彼女の歌いっぷりが気に入っています。作詞家星野哲郎、作曲船村徹コンビ会心の名曲でしょう!そしてこの曲をさらに名曲にしたのは、美空ひばりの歌唱力でした。

 

 

彼女の晩年には、小椋佳さんの作品、愛燦燦を歌っています。時代のヒットメーカーの曲も歌いこなすのが美空ひばり流でした。井上大輔氏の真赤な太陽などは、あの美空ひばりさんが⁉️と思うほど驚きましたが、これまた実にうまいのです。最後は、大病を克服して、不死鳥コンサートを開いています。歌に妥協しないというのが、美空ひばりさんでした❣️

 

 

蛇足ですが、アメブロのYouTubeでは拾えませんが、外国の名曲を歌わせても完璧に歌いこなすのも実にうまいのでした。映画慕情のテーマも彼女の見事に歌ってくれています♪〜

 

 

 

昭和の歌手の多くは、歌の伝道師の如く、詩の持つ情景を歌って聞かせてくれました。僕が昭和の歌が好きな理由がそこにあります。日本の歌である限り、美しい日本語で詩のイメージを最大限まで広げてくれたのが昭和歌謡だと僕は思っています。

 

 

 

 

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