以前、石油のについて、ブログを書いています。その時に取り上げた意外な国が南米のベネズエラでした。

 

 

  原油確認埋蔵量についての事実

 

一つは、世界の原油埋蔵の分布図が下です!

 

南アメリカ大陸で唯一の豊富な原油埋蔵量を誇るベネズエラが上の表でわかります。

 

ついで、国別に分類したものが下のグラフです。

 

 

世界最大の原油埋蔵量は、上の表でベネズエラだということが分かります。ところが、隣国ガイアナ沖で新たな原油埋蔵外国人確認された、その権益にベネズエラが触手を伸ばしているのです!埋蔵量こそサウジアラビアと同じベネズエラですが、国家が社会主義に染まり、反米路線から、中国やロシアと関係を強化し、自国で石油採掘をするだけの能力がなく、国民は貧困に喘いでいるのです。全く、宝の持ち腐れとしか言いようがないですね!

ベネズエラの隣国・ガイアナの国語は、かって英国領であった為、英語が共通語になっています。

 

  問題を見誤ったベネズエラ

 

ガイアナの原油についての記事が下です

 

ガイアナの沖合約200キロメートルの海域に広がるStabroek鉱区(総面積26,820平方キロメートル)では、ExxonMobil(権益保有比率45%)、Hess(同30%)およびCNOOC(同25%)により組成されるコンソーシアムが2015年にLiza油田を発見して以降、30以上の油田が発見された。2022年4月には、同鉱区の可採埋蔵量が110億バレルを上回ることが明らかにされた

 

結果として

 

ガイアナは、第二のドバイを目指し、一気に国力を回復している一方で、ベネズエラは下手をすると、石油の採掘権を中国に取られる可能性さえあります。自国で石油採掘するだけの力量もない為、オイルマネーで豊かな国になる可能性すら、現状見られない有り様です!結局、大統領の独裁が招いた結果です。キューバと同じような反米路線が裏目に出ているのが、今のベネズエラです🇻🇪

 

 

 

資源のない日本からみれば、全く羨ましい限りですが、世界にはいろんな思惑があって、国民不在の政治をしている国があるという事です!経済を動かす事に熱心な国とは、どんどんかけ離れていくだけです!反米路線だけで、政治をしているベネズエラの国民は実に気の毒としか言いようがありません!

 

 

 

 

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