かってベトナム戦争に反対する学生運動が、全米の大学で繰り広げられていました。半生記も過ぎて、今またパレスチナ地区へのイスラエルの攻撃への反対運動が起きています。日本では、日米安全保障条約には反対したり、大学の自治を訴えた学生運動が1960年代から1970年代まで学生運動が吹き荒れていました。

 

 

 

  イスラエルのガザ地区侵攻を受けて

 

今度のデモは、イスラエルがパレスチナ地区への攻撃をアメリカが支援している事に、抗議してのものです。全米の名門大学を巻き込んで、大きなウネリが広がっています。加えて、大学側が警察の介入を示唆したことで、余計反感を買ったというのが実情です。

 

上は学生運動の様子ですが、右上はコロンビア大学で警察官と対峙する学生たちの様子です。

 

 

 

  反戦歌が日本の学生を動かした⁉️

 

ベトナム戦争に反対するシンガー&ソングライターが、多くの曲を残しています。僕たちは、フォークソングとして、意味も考える事なく、ギターを弾いて歌っていました。ノーベル賞を受賞したボブディランの『風に吹かれて』も代表的な反戦歌でした。ジョーン・バエズの勝利を我らに、ピーター、ポール&マリー(PPM)の花はどこへ行ったの、悲惨な戦争など挙げればキリがないほどです。

 

風に吹かれては、当初PPMがカバーしてヒットしていました。右が後にボブディランが発売した風に吹かれてのジャケットです❗️

 

こういう反戦歌も流れもあり、日本の学生運動も広がりを見せたのでした!

 

名曲『いちご白書をもう一度』の背景 

 

映画いちご白書は、1968年に上映されたアメリカ映画ですが、舞台はコロンビア大学での学生運動がテーマになっています。ノンポリの平凡な学生が、大好きな彼女のために警察官に立ち向かって行く話です。

 

 

バンバンのヒット曲『いちご白書をもう一度』の歌詞のなかに、この映画の話が出てきます。この社会性のある映画を歌詞に取り込んだユーミンさんの才能が溢れ出た曲になっています。実際の映画での主題歌は、『サークルゲーム』という曲でした。

 

 

 

 

後に、21歳になったら、青春は終わるというニールヤングの曲に対して、カナダのシンガー&ソングライターのジョニミッツェルさんが、「そうではないのよ」という返歌として、人生は回るのよという歌がこのサークルゲームでした。

 

 

皮肉なことに、学生運動が半世紀後にまた吹き荒れているのも、サークルゲームなのでしょうか⁉️

 

 

 

 

 

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