ドッガーランド(Doggerland)は、今から1万年 - 8千年前の最終氷河期、グレートブリテン島が大陸と陸続きであった時、現在のグレートブリテン島南東部に存在していたと考えられている陸地。現在は北海南部に水没し、ドッガーバンクとなっています。漁師が、北海でトロール網を流すと、明らかに人が作った道具や動物や人の骨が取れていて、研究団が調査して、紀元前8000年には陸続きであった事を発見したのです。

 

 

上は、かって陸続きであった痕跡を示したものです❗️当然のことですが、大陸棚で豊かな漁場になっています。

 

 

  社会科の復習です

 

学校で昔習ったのが、世界三大漁場の場所でした。日本は漁業が昔から盛んでしたが、最近はノルウェー産の輸入物が増えています。数の子は、北海道でニシンが取れず、北米産が輸入されています。僕がヨーロッパに添乗していた頃、ヨーロッパでは数の子を食べる習慣がなく、捨てていたという話を聞いていました。今は、日本の食文化が浸透し、ヨーロッパでも数の子を食べるようになったのでしょう。元々、ロシア産のキャビアを食べていた文化ですから、程なく数の子を食べるようになったと思います

更に、サバについても、ノルウェー産が日本の食卓に並ぶようになっています❗️

 

    アメリカ産の数の子とノルウェー産のサバの干し物が上の写真です。

 

僕が現役だった頃、観光コースに魚市場(フィッシャーズマーケット)を必ず入れていました。僕の個人的な好みですが、ニューヨーク、シアトル、バンクーバー、サンフランシスコなどでお客様に市場を見せて反応を見るのですが、魚の種類は多いものの、日本ほど生食用に向いていないとの意見を聞いたものでした。

 

イギリス名物、フィッシャー&チップスが上の写真ですが、魚はタラやカレイが使われています。

 

 

doggerlandの存在を知ったのは、生徒に英語検定の問題を解かせるために、自分で予習して知りました。僕自身は、歴史好きですから、こういう話題が大好きです。イギリスは、美味しいものはないとよく言われますが、あの豊かな漁場を活かし、美味しいものを作れば良いと思った次第です❗️

 

 

 

 

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