フランスの民衆が自由を求めるフランス革命の象徴として生まれたのが、マリアンヌでした。下のドラクロアの『民衆を率いる自由の女神』に描かれているのが、マリアンヌになったと思われます。フランス革命の象徴として、長くフランス硬貨に使用されています。

    

僕が初めて、パリの地を踏んだのが1973年でした。その時に多くのフランスの硬貨を持ち帰っています。長い間、放っておいた硬貨を最近見直しています。特に、1フラン硬貨以上は、種蒔く人が描かれていますが、補助貨幣のサンチームはマリアンヌが美しく描かれていました。

上は20サンチーム硬貨のマリアンヌ、右上の種蒔く人を描いた1フラン硬貨ですが、モデルはやはりマリアンヌの様です。但し、上の1フラン硬貨は、銀でできており極めて高価になっています。

 

1960年以前に発行されたフラン硬貨は、下の様なマリアンヌを描いたフランが発行されています。

マリアンヌは、フランス人の自由の象徴として永遠に愛される女性像になったのでした。僕のコレクションにはなかったマリアンヌの1フラン硬貨を探してやっと手に入れました。

 

マリアンヌを歌った曲は、皮肉にもイタリア人のセルジオ・エンドリゴがカンツォーネとして発表しています。以前、この曲をカバーしたクリフ・リチャードの歌で紹介しています♪

 

 

最近は、自分で持ち帰った硬貨以外の掘り出し物の硬貨を探しています。今から思うと、現役で海外を飛び回っていた時に、もっと興味を持っていたらと悔やむばかりです!最近は、1950年以前に発行されたコインの掘り出し物を探すのが趣味のひとつになりました。

 

 

 

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