まずは、皆さん明けましておめでとうございます㊗️本年も宜しくお願いします。

さて、今日は歴史の中に埋もれた女性科学者について、紹介したいと思います。

 

 

 

  DNAを発見したロザリンド・フランクリン女史

 

今では、僕なんかが平気でDNAを語っていますが、DNAを発見して1962年にノーベル賞を受賞したのはワトソンとクリック博士でした。

ところが、フランクリン女子が、彼らに先駆けて、レントゲンの精度を上げ、二重螺旋を写したDNAの写真51を取っていたのです。

ところが、同じ研究所のウィルキンソン氏が、彼女に内緒で、この重要な科学的根拠となる写真をクリック博士にメモと共に、渡してしまったのでした。さらには、フランクリンが緻密な計算で、明らかなDNAの論文を発表したのが、ワトソンとクリック博士の論文より、わずかに遅れたのでした。

 

ありし日のフランクリン女史が上の写真です❗️

キュリー夫人は、2度もノーベル賞を受賞していますが、フランクリン女史は、生前注目されませんでしたが、ワトソン氏が自らの著書『二重らせん』で、フランクリンの写真がなければ、DNAを発見出来なかったと述べており、彼女の名誉は保たれましたが、彼女は37歳に若さでこの世を去っています。ノーベル賞は死後に与えられないのでした。

 

 

以前、僕の大好きなドラマ「わが青春のとき」でも、たった一人で発見した若き医師が、大学の研究所に遅れをとるという内容でした。その時、同じ研究室にいた女性が私があなたの努力を一番知っている、恩師の野田教授が知っている、それだけではダメなのと若き医師を励ます物語でした。

 

 

僕は彼女の死後半世紀以上経って、初めてこの素晴らしい科学者を知りました。誰かに知ってほしいという思いで、紹介させてもらいました。彼女の生涯は、ニコール・キッドマン主演で、『Photogragh 51』として、ロンドンで舞台公演が行われいます。

 

 

 

 

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