昨年の同時期のブログです⬇️。インバウンドは、急回復しています。海外旅行、国内旅行も徐々に上向いています。それでも、多くの課題を残しています。僕なりに、事実を見つめ、今後を展望してみました!

 

 

  傷が深い旅行業の今後

上はコロナ禍の旅行業の売上と支出を示したグラフです📊どれだけ、サービス業が傷ついたかがわかるでしょう⁉️

 

インバウンドが活況を呈している中、①HISは目玉のハウステンボスを本体経営悪化を防ぐため売却しています。

②近畿日本ツーリストもBPO事業(行政から委託事業)で割増請求した事が表沙汰になり、記者会見で陳謝しています。これは完全にアウトです。それほど、社員を守るために、思わず禁じ手をしたと旅行業出身の僕には分かります。あくまで担当レベルの仕業でしょうが、お金絡みは、如何なる場合もアウトです。場合によっては、今後、行政がらみの仕事に入札出来なくなります。

売上高がない➡️経営破綻という図式が旅行業の宿命です。

JTBも、資本金を1億円の減らし、税金負担を減らす様にしています。中小企業に成り下がったと言われてしまいました。日本旅行も同様です。

 

HISと近畿日本ツーリストは、株式上場しており、資金繰りは、まだ出来たのですが、JTBは非上場企業のため、やむを得ない決断でした!ただ、業態変更が遅れた事が、経営悪化を加速したと僕は考えています!

 

 

 

  今後の旅行業の展望

 

専門性と人件費などかからない工夫が必要です。NET社会をうまく活用し、集客する手法が主流になる点は、誰もが思うはずです。そして見栄を捨てる事です。立派なビルだから儲かるわけではない。信用は、信用される人材から得られることを明記すべきです。就職ランキングなど気にしなくても、旅行業に就きたいと思う人材だけを採用すれば良いはずです。

実にシンプルです。要は、再生する時に来ているはずです。

 

 

僕の中では、楽天トラベルなどが、頑張っていますが、本体の楽天は経営悪化しています。それほど難しい時代になったという事です。そして何より、旅行業は、航空会社同様に、平和産業です。この事が足枷にならない方法を考える事も必要です。

 

 

 

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