グリーンブックで、ドンシャーリーは、敢えて白人至上主義のアメリカ南部へ演奏会に向かった。その南部で生まれ、黒人のリズムを取り入れて、一躍スターダムに駆け上がったのがElvis Presly、その人でした。
グリーンブックでは、象徴的なシーンがありました。ドンシャーリーが、レストランで食事が食べられない事で、最後のバーミンガムで演奏をボイコットをして、黒人専用のクラブへ白人のトニーと一緒に入って行く。トニーだけが、黒人の中で一人白人でした。店員は、トニーを見て「あなたは警察官か?」と.そんな時代でした。
エルヴィスは、天性の才能に加え、黒人だけが歌っていたブルースやソウルミュージックにも才能を発揮するが、皮肉にも彼の腰を振る派手なパフォーマンスを白人が拒否するという判決が出ているのです。
キング オブ ブルースのBB・キングとプレスリー
音楽の力で、世間のタブーを克服したプレスリーとドンシャーリーは、どこか似ています。ですから、グリーンブックとElvisは、余計なお世話かもしれませんが、是非、観て下さい。正に音楽の歴史と差別の歴史があった事が、分かるのです!
プレスリーは、離婚後、薬と肥満で徐々に身体に変調を来してしまうのです。死の10日前のステージで歌った曲がアンチェインドメロディーでした。身体は肥満気味ですが、見事に歌いきっています。下はオースティンバトラーのプロモーション用のものですが、声は間違いなくエルヴィスです。
これこそが、エルビスの絶唱です!
そしてもう一人、ドンシャーリーの演奏でスタンドバイミーの演奏を紹介します。
ドンシャーリーは生涯トニーという親友を得ました.一方、エルヴィスは母親の死後、そして離婚後も一人孤独な戦いをして、わずか40数年の人生を駆け抜けて行ったのです。二人とも音楽を愛する点は、生涯の変わらない信念でした。
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