世界陸上オレゴン大会の真っ最中である。僕が期待してブログに上げた三浦龍二選手は、0コンマの差で、決勝に進めず、1500mの田中希実選手も不運な転倒に巻き込まれ、準決勝に進めませんでした。廣中瑠璃香選手は自己新記録を出しながらも世界12位の10000mの結果でした。
全員今あるベストを尽くし、期待をさせてくれました。田中選手は800m、5000m、廣中選手も5000mが残っています。期待しましょう!
➡️田中希実選手だけ予選通過でした❗️
ところで、35年以上破られていない最古の世界記録があります。1985年に記録されたマリタ・コッホ選手の400mの47.60です。最強と言われたアリソン・フェリックスですら2秒近い記録差があるのです。マリタ・コッホ選手は、東ドイツの選手だったのです!
下の選手がマリタ・コッホ選手の勇姿です。
もう一つが女子1500mの世界記録です。1分53秒28を出したヤルミラクラフトビロバ選手です。
実際にオレゴンの記録と比べると、本当に届かない記録になっています
ただ、1988年に導入されたドーピング検査以前の記録です。ただ、半端ない筋肉量には、やや疑念が残ります。
長距離は、このところ目覚しい勢いで記録が塗り替えています。5000m以上は、特にケニア勢に席巻されています。日本人もマラソンでは、日本記録更新が続いています。
一方、日本に目を向けると凄い選手が、今だに日本記録を持ち続けています。
高野進 400m 44.78(1991年)
山下訓史 三段跳び 17m 15 (1986年)
上は高野選手の勇姿です!
高野選手は、誰も成し遂げなかったオリンピックの決勝を走っています。
日本の三段跳びも破られていませんが、渋谷のスクランブル交差点を三段跳びで渡れる記録を出したジョナサン・エドワーズの記録もお化け記録です。
記録は必ず、いつかは破られるはずですが、30年以上も破れない記録は、後続の選手が育っていないとしか、言いようがありません。高野進、室伏宏治選手など記録を出すための理論を確立しながら実戦で見事に発揮しています。
世界陸上オレゴン大会も半ばに差し掛かりましたが、今だに世界新記録は出ていません。今後、どんな記録が出るのか?楽しみです。男子競歩で金・銀メダルを取られたお二人には拍手を送ります❗️
旅のご用命は名古屋市中村区のJFFまで!