旅行代金を値切られると不測の事態が起きますこの団体、とある私大の理事長が国会議員になったことを記念にツアーが組まれて、僕が担当したが、参加者は理事長の後援会のメンバーと大学の職員で構成されていた。のちに、大学職員のわがままに振り回されることになった。

 

バルセロナからスペイン南部のマラガ空港へ30名の団体を連れて到着した時です。団体名を書いたプラカードを持って、私たちを待っていたのが、ホセ(スペインではよくある名前ですネ)というドライバーガイドでした。驚くことに、彼は英語、フランス語、ドイツ語も話せないというか、理解できない。オーマイゴッド!これこそ旅行代金を値切られた為の試練であった。

上がスペイン南部の地図と現在のマラガ空港✈️

空港から、マラガのレストランで昼食を済ませ、ミハス、太陽海岸と訳されるコスタ・デル・ソルと回ったのですが、この運転手が何か言っているが、サッパリ理解できない。やむなくガイドブックを片手に誤魔化しながら、冷や汗かきっぱなし💦で案内しました。下がミハスの街並みです。

何とか観光を終えて、グラナダへ向かいました。途中のトイレ休憩で寄ったドライブインで思いがけなく、美味しそうな生ハムが調達できたので、飲み物も買い込みました。後に分かったのですが、これがイベリコ豚だった事を。おかげでグラナダまでの道中、バスの中でドンちゃん騒ぎをして、少し団員を和ませることが出来ました。

やっとグラナダに到着し、イングリッシュ・スピーキングガイドが迎えてくれ、やっと言葉が通じ、アルハンブラ宮殿を案内しました。

ガイドはアルハンブラ宮殿のザクロの門で待ってくれていた💦

 

ところが翌日、現地に依頼していた航空機に乗るため、グラナダの空港へ向かいました。また、連絡ミスでサマータイムのため、①11:30のはずが15:30に変更になっていました。運転手は、空港へ送り届けるとすぐに去ってしまっていた。また、予定のフライトが機材故障で遅れると、ごまかし何とか落ち着かせましたが、②その後のミラノで嵐に遭遇し、お客様がエレベーターに閉じ込められたり、③列車の乗り換えで、僕は死にかけた冷や汗ものの事件が起きました。

大学職員達よりも後援会の方に、気を遣ったが、それが大学職員からの不満につながった様だ。

ただ、帰国後の反省会では、理事長の奥様や後援会長より慰労されてホッとしました。

 

旅の御用命は名古屋市中村区のJFFまで