ロータリーシカゴ世界大会に添乗した時の事です。ニューヨーク、ナイアガラの滝を経て、シカゴに入った。75周年という節目で、世界中のロータリーのメンバーがシカゴに集結した。会場マコーミックプレイスは大きな会場で僕たちの団体は、点の様な存在だった。

 

この時、僕は二人のわがままなお客様で、食事が喉をとおらない状態だった。追い討ちをかける試練が待っていたのだ。既に、ニューヨークから、サンフランシスコ支店に依頼していたが、初めてのデンバーは不安が一杯だった。

実際到着して驚いたのは、とにかくデカい空港だという事だ本来は、シカゴからカナダのカルガリーに直行で手配していたはずが、オーバーブッキングの為、デンバー経由となった。個人なら何のプレッシャーはないが、団体はそうはいかない。到着ゲートから、バスが待つ出口にたどりつかねばならない。上の写真の様に、事前に聞いてた通り、大きな空港だった。到着は国内線扱いなので、ゲートを出たところで、なんとガイドが待ってくれていた。サンフランシスコ支店に駐在していた先輩の配慮に涙が出る思いだった。

 

デンバーで、観光組とゴルフ組に別れた。乗り継ぎ時間が6時間もあったからだ。ゴルフ場へまず送り、僕は観光組を連れて、デンバー市内観光に出かけた。

とはいえ、ガイドと相談して限られた時間を利用し、大通りに出て、ショッピングをした。その後、ウエスタン映画の舞台の様な場所で写真を撮ったり、ジーンズショップでカーボーイハットなどを買っていただいた。僕に余裕はなく、とにかく何とかデンバー観光を終え、ゴルフ組を拾い、デンバー空港の国際線ターミナルに着いた。

 

そこでチェックインして、やっとカルガリー行きの便に乗り込んだ。さらばデンバー!その後、デンバーに行く事はなかった。

 

以前のブログに書いたが、僕は精神的に疲れ切って、カルガリーインに到着して、お客様にルームキーと明日のスケジュールを説明して、自分の部屋に入ったら、午前1時を過ぎていた。睡魔に襲われ、服を着たまま寝込んでしまった。

 

翌朝、いつもはお客様より最低でも1時間前に起床するのに、ギリギリに起きた為、慌てて準備をして朝食会場を覗き、スーツケースをバスに積み込んだ。

そして僕は自分のパスポートを部屋に忘れて、バンフへ出発してしまった。

 

 

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