古朝鮮時代と現在の朝鮮は、前漢以前は、殆ど今と変わりがない。ここでは北朝鮮と大韓民国を合わせて比較している。特に左の写真は今と遜色ない領土だ。

右を見てもらいたい。後漢時代の中国領土では、朝鮮半島に漢が攻め込んでいる。

この時代に高句麗のチュモンが漢に対して、領土回復の為に敢然と戦いを挑み、失地の回復をした。ドラマでは40代で亡くなっているが、史書ではもう少し長生きをした。この当時、まだ両班もなく、民のためが前提にあった。

 

高麗時代になると儒教による統治が始まり、李氏朝鮮まで、王と取り巻きの両班が幅を利かせ、時には王の政治に異を唱えるなど、民の生活はなおざりになった。一割の人間が残りの9割を奴婢として使用する図式が出来上がった。又、奴隷として多くの民を当時の中国に差し出している。全く、人間扱いされなかった。

上の地図はモンゴル(元)帝国時代の領土だが、高麗時代にには完全に朝鮮半島はモンゴルの属国になった。高麗の王がモンゴルに土下座する始末となった。この辺の史実がイ・ビョンフォンが出演した天命の城に描かれている。

高麗がモンゴル支配になった為、二度も元寇が日本海を渡り、日本を征服しようとした。ヨーロッパでは、ポーランドまで侵攻したのだから、恐るべし!

 

まとめとして、常に民を犠牲にしてきたことに変わりはない。

次回は朝鮮半島パート2で、李氏朝鮮と日本との関係、当時の外国人が見た朝鮮の実態を紹介します。

 

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