春っぽくなって来ましたね。


暦も3月です。雛祭りです。


日本では、年度の終わりの月です。


多くの企業は決算を向かえ、

学生の方は卒業という、次のステップの為のお別れの季節でもあります。


繰り返される歳月の中で、ふと思う歌があります。


北原白秋の「この道」です。


歌詞はというと、


この道はいつか来た道
ああ そうだよ
あかしやの花が咲いてる

あの丘はいつか見た丘
ああ そうだよ
ほら 白い時計台だよ

この道はいつか来た道
ああ そうだよ
お母さまと馬車で行ったよ

あの雲もいつか見た雲
ああ そうだよ
山査子(さんざし)の枝も垂(た)れてる


という、皆さんお馴染みの曲であります。


この曲、私もよく歌いましたが、その歌詞の内容が、以前から結構気になっていました。


この道、あの丘、あの雲・・・ 何を意味しているのでしょうか


「いつか来た、見た、」


ということは、これまでにも来たり、見たりの経験がすでにある事柄を表わしています。


そこに再び自分が立った時、これまでの経験はあるのだけども、


何か新鮮に、眼前の風景を捉え、感じている、というふうに


私はこの歌詞の意味を思ってしまうのです。


私のこれから進む、そして登ろうとする人生の


そして、見上げれば、また遥かに、目標とする坂の上のがある。


いつか来たこの道だけど、熟知しているこの道だろうけど、


人生にはいつも、再びスタート地点に立っている自分があるのでしょう。


3月、再び春がやってきました。


この道は、いつか来た道です。