ガネーシャ・ギリ先生が、シーターラーマさんのグレートコンジャンクションプージャの効果について書かれています。
実はわたしも今回、久しぶりにシーターラーマさんのプージャに申し込んでいました。
カナダとインドはかなり時差があるので、20日夜と21日朝に、シーターラーマさんが送ってくださったマントラとマントラ音声にしたがってジャパを行いました。
過去に多くのインド現地や欧米のプージャ代行業者さんを利用させていただきましたが、プージャごとに適切な唱えるべきマントラとマントラ音声の配信サービスがあるのは、わたしが知る限りではシーターラーマさんだけです。
ギリ先生が仰るように、アルチャナではっきりとした効果を感じるというのは、由緒あるお寺あるいは自分と由縁のあるお寺、力のある僧侶の祈祷、という要素があるのかもしれません。
(今回のプージャの場合はタミルナードゥのグル寺院とシャニーシュワラ寺院)
それに加えて、自分でも適切なマントラを唱えることによる、相乗効果があるのではないでしょうか。
わたしはプージャ当日の21日は、朝3時にお腹がゆるくて目が覚め、お腹のなかのものがすっかりすべて排出されました。
その後いつものサーダナの後に指定されたマントラジャパを行った後、ふと気がつくと、プージャルームにある大理石製のブックエンドがいつのまにか床に落ちており、しかも真っ二つに割れていました。
だからどうというわけではないですが、変わったことがあるものだと思いました。
後でジャーナルを読み返して気づいたのですが、
プージャの申し込みをした日の朝(1週間ほど前)、わたしはある印象的な夢を見ていました。
わたしの旧友が、顔色が悪く 苦しそうな様相で
わたしを含む家の住人たちに向かって、なにか宣言しようとしています。
わたしが「どこが悪いの?」と尋ねると、
「わたしのことを思うなら、家のなかを完全に変えて」と言うのです。
わたしは「それって いまのリビングもベッドルームも全部引っ越すことになって すごく大変なんですけど…でも皆のためなら、しかたないね」と言いました。
この夢を見た日の午後、仕事面で大きな変化があり、しばらく家で待機することになりました。
その翌日、家を片付けたいという突発的な強い衝動が起き、いまも部屋の片付けを続行中です。
この衝動はいったいどこからきているのだろう、とトランジットを見てみると
現在わたしのチャートでは家を象徴するハウスが、トランジット土星・木星の強い影響を受けています。
天体の影響は、自分の意識の変化や生活のなかで起こる事象と照らし合わせて観察していると 興味深い発見がありますね。
トランジット土星・木星のコンジャンクションによる影響は、自分のチャートでやぎ座がどのハウスにあたるのか、また土星は3・7・10室に視線を向けることから、うお座、かに座、てんびん座が自分のチャートでどのハウスにあたるのかを見るだけでも、ヒントが得られると思います(すべてサイデリアル式)。
木星はやぎ座から5・7・9室に視線を向けるので、おうし座、かに座、おとめ座にも影響を与えます。
これを自分のチャートと重ね合わせてみることで、なにが起こるか具体的な予測まではできなくても、自分の意識に浮上する物事や周囲の現象に関する気づきを得ることができます。
土星・木星のマハーダシャーあるいはブクティ(アンタルダシャー)にある場合は、特に影響があるようです。
現在は、日本語でも無料でインド占星術のチャートを作成できるサイトがいくつかありますし、ハウスの象意は『インド占星術 ハウスの象意』などで検索をかければ、いくつも詳しく解説されたサイトがヒットしますので、参考になると思います。
追記:
ちなみに、土星は今年1月にやぎ座に入室しており、2年半ほどやぎ座にとどまります。
木星は11月20日にやぎ座に入室し、来年4月にみずがめ座に移動するまでやぎ座にとどまります。