「世界の黒澤」が客人をもてなした料理の数々。
黒澤組スタッフが手がけた内装は黒澤映画の世界を彷彿とさせる。
黒澤監督が好まれた鹿児島直送黒豚/黒牛のしゃぶしゃぶ、すっぽん料理。
高橋邦弘氏直伝の自家製粉の手打ちそば。
最高の食材を黒澤流に頂ける『永田町 黒澤 』。
そんな永田町 黒澤で12月29日の蕎麦会。
なんとこの日は高橋氏の誕生日というからビックリ!
といってもそば打ち見学の時、高橋氏に労いの声を掛ける人達から口々に聞こえて知ったわけですが。
最寄り駅はご覧の通り

迷い様も無い徒歩1分弱。



そば会特別メニュー(4,200円)
・先付 二品
板わさ
お浸し
・せいろ2枚
・飲み物1本
それでは、日本を代表する蕎麦打ち職人
高橋 邦弘氏 の 蕎麦会へ


暫し、お蕎麦の前に日本酒で板わさを頂きます。
今に思えば、このひと呼吸がこれから頂くお蕎麦を引き立ててくれました。

蕎麦会は、完全予約制。せいろは二枚。一枚目がすぐに運ばれて来ました。

微かに緑色の麺。せいろをそっと鼻に近づけて嗅ぐと、ほんのり穀類の薫りが愉しませてくれます。

きりっと冷えてコシのある蕎麦。
蕎麦は啜るといいますが、噛む程に甘味を感じられます。そして、潤す日本酒。

それでは、実際にそば打ちを観に行きましょう。

名人 高橋邦弘 氏のそば打ちです。


ここで日本を代表する蕎麦打ち職人
高橋 邦弘氏 の 蕎麦へのおもい
(永田町 黒澤HP http://www.9638.net/nagata/index.htmlより)
百人が食べて、百人がおいしいということはあり得ないんです。
食べた人間すべてが翁が一番、
他のそばは食べられないなんてことになったら、むしろ疲れちゃいます。
そのうち30人が気に入って、残ってくれれば、充分じゃないかと思います。
僕自身が食べておいしいと思うそばを、
多少は他の人もおいしいと思ってくれるに違いない。
これが支えだったかもしれません。
とにかく、そばを食べてもらいたい。それでよかったらまた来てください。

そば屋 翁 高橋邦弘氏 著より
なんとも驕りの無い人柄を感じます。
そして今日、高橋邦弘の蕎麦を旨いと思う者が増えたのも事実です。
ごちそうさまでした。
2011.12.29 そば会にて